教師、イントラ志望者必見!JDACダンス指導技術コンクール

将来、小学校の先生、体育教師、ダンスのインストラクターなどを志望しているスポーツ女子の皆さん、こんなコンクールがあるのをご存知でしたか?
JDACが主催する「第2回全日本ダンス教育指導者 指導技術コンクール」が8月21日、船堀タワーホール(東京都江東区)で開催されました。出場者は、全国から集まった教師、学生、インストラクター、NPO職員、主婦など立場も様々。指導技術を競うコンクールとあって、工夫を凝らした模擬授業が展開されていました。
出場者は、観客を生徒に見立て、決められた時間内に模擬授業を行います。指導内容だけでなく、事前に提出した指導案に沿った授業ができているかも評価のポイントになります。
準決勝から拝見したのですが、とてもユニークな授業が多かったですよ。準決勝では、高校生や大学生も頑張っていました。
生徒の設定も小学校1年生から高齢者まで、いろいろです。
こちらは、小学校低学年向けにダンスを始める設定でした。
個性豊かな出場者たち
準決勝の持ち時間は短く、なかなか用意した授業を完成するのは難しそうでした。
その中で、オリジナリティのある楽しい授業で魅せてくれます。
決勝進出者は8人。
決勝の審査ポイントには、指導技術だけでなく、身だしなみや人間性、その人自身の魅力などが含まれています。
指導対象の設定も、指導内容も、指導方法もまるっきり違います。
決勝進出者達のパフォーマンスは会場内を巻き込み、大いに盛り上がりをみせました。
このコンクールは、ダンスが一番上手な人を決めるものではありません。
学校の授業を想定してれば、ダンスが好きな子も苦手な子もいます。
ダンススクールを想定していれば、ダンスが好きな子ばかりでも、上手な子もいれば、なかなか上達できない子もいます。
初めての授業、継続中の授業、発表会前の仕上げの授業など想定もいろいろあります。
計画的な指導案を作ることができるか、計画通りの授業をすることができるかが評価されます。
指導者に生徒を惹きつける魅力がなければ、内容がよくても生徒は興味を持てません。
いかに楽しく授業に参加し、スキルアップできるよう指導できるかが問われます。
全ての評価ポイントがバランスよくそろっていることが大切なのですね。
パフォーマンスタイムには、よさこいや高校のダンスチーム、パフォーマー達がコンクールを盛り上げていました。
【入賞者】
文部科学大臣賞
伊阪侯絵さん(ダンスインストラクター)
銀賞
北村由里子さん(小学校教員)
銅賞
南 陽介さん(ダンス療育インストラクター)
JDAC賞
迫田佐智子さん(主婦)
審査委員特別賞
山下志穂美さん(小学校教員)
EH株式会社特別賞
今村圭美さん(主婦)
アディダス特別賞
地原明美さん(フィットネスインストラクター)
奨励賞
山本善啓さん(中学校教員)
敢闘賞
山村沙葵さん(ダンサー)
敢闘賞
渕上ミッシェルさん(インストラクター)
技能賞
平瀬真奈美さん(中学校教員)
優秀指導案賞
上田音玲さん(高校生)
優秀プレゼン賞
山瀬加奈さん(NPO職員)
RanRun yukiyanagi