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大会運営で選手を支える連盟本部引継式 関東学生庭球同好会連盟

大会運営で選手を支える連盟本部の引継ぎ式 関東学生庭球同好会連盟
Topics! 2016/12/14

任期2年。テニスサークルをとりまとめ、大会運営を行う庭球同好会連盟の皆さん。それぞれが別々のテニスサークルに所属しながら、連盟本部で活動し選手登録、大会運営、経理、広報、渉外などの業務を担当されています。
12月9日に開催された「第47回関東学生庭球同好会連盟 引継ぎレセプションパーティー」にお伺いしました。

 

「終わったぁ」やりきった感で笑みをみせてくれたのは、慶應義塾大学3年の荒木理沙さん。
2年間の役目を果たし、この日、第47期の役員として卒業を迎えました。

夏にインタビューした時は、広報担当として連盟本部の仕事についてお話ししてくださいました。https://ranrun.jp/people/student-160715

連盟本部の仕事は確かに忙しく、学業とのやりくりをしながら皆さん活動しています。
しかし、大変さ以上に得るものは大きく、やりがいや達成感、一緒に活動してきた仲間との絆、OBとのつながり、そして自らの成長など充実した2年間になっているのが、取材をしていてわかりました。

 

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写真左は、第48期になる早稲田大学3年の井上凌さん。役員同士の仲の良さが伝わってきます。

 

夏に荒木さんと一緒にインタビューをさせていただいた信濃恵美里さん(早稲田大学3年)は、この日、司会を務めていました。
信濃さんは第48期になり、2年目は主務として選手登録などを担当するそうです。
連盟では1年目は大会委員長を務めることになっていて、担当したクラブ対抗トーナメントが無事終わりホッとした様子でした。

 

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第47期の委員長 河端宏樹さん(早稲田大学4年)は、先輩達が見守る中ステキなスピーチをしていました。
1年前は緊張による失敗もあったそうですが、委員長経験を通して成長した姿を披露していました。

 

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後を引き継ぐ第48期新委員長 田上拓さん(東京大学3年)が挨拶に立ちます。ステージ上の皆さんの緊張感、初々しいです。

 

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大会運営など、学生組織で汗を流すのも貴重な経験です。
第48期の女子は現在、信濃さん1人だそうなので、テニスサークルに所属する女子の皆さん、連盟本部で社会的スキルを磨いてみてはいかがでしょう。

 

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信濃さんと一緒に写っているのは、会の進行を見守っていた第46期のOBの皆さん。
「忙しかったけれど、充実した2年間」についてお話をしてくださいました。

 

選手の皆さんともっと交流を深めたいという想いがあるようで、今回のレセプションパーティーには、後半の大会で優秀な成績を出した選手をご招待したそうです。

 

大会に出場していても、運営している連盟本部がどのようなことをしているのかまで知らない方が多いかもしれません。
選手の皆さんは、登録申請をして登録料を収め、大会に出場しますが、その手続きをしているのが連盟本部ということはご存知ですね。
大会運営のための試合会場の手配、サークル、選手への連絡、会計、会報誌の発行、外部団体との連絡など多岐に渡る業務をしています。
大会会場に運ぶ荷物も多く、車で移動するのが当たり前だと聞いて驚きました。
東西対抗戦の時は、東京から滋賀県まで車で行くそうです。

 

彼・彼女等はサークルから出向している、テニスサークルのメンバーですが、テニスをする時間を連盟の仕事に費やしています。

スポンサー企業やOBへの連絡業務などもあり、コミュニケーションスキルも高く、インターンシップに参加しなくても、就活前に社会的スキルを充分磨いていると感じました。

 

今回のレセプションパーティーには、他連盟や大会の成績上位選手が招かれていました。
こちらは、選手の方たちです。

 

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女子にお話を伺うと、小学校からテニスをしていると話していました。
大学でもテニスをしたいが、体育会ほどガッチリではなく、でも真面目にテニスに取り組めるサークルを探して入部をしたと皆さん語ります。
「学生庭球同好会連盟に所属しているサークルなら、ちゃんとテニスに取り組める」とお父さんからアドバイスがあったと言う女子もいました。
47年の歴史を積み重ね、信頼を築いてきた成果がわかるエピソードです。

 

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上の写真は、大学の庭球同好会連盟の方々です。
大学の多くは、ひとつのキャンパスの中に複数のテニスサークルがあります。同じ大学の中のテニスサークルをまとめている団体です。
あらためて、大学の連盟の活動などお話を伺う予定です。

 

関東学生庭球同好会連盟の皆さん、新体制がスタートするにあたり新規メンバーを募集しているそうです。
テニスは苦手でも、テニスプレーヤーをバックアップすることならできそうと思ったら、連盟本部に問い合わせてみてはいかがでしょう。
きっと充実した学生生活と社会的スキルアップを手に入れることができるのではないでしょうか。

 

RanRun yukiyanagi

 

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