激写!ラクロス女子の熱い戦い

ラクロス関東リーグ戦も中盤を迎えた9月9日、試合会場のひとつ駒沢オリンピック公園 総合運動場 第一球技場に向かい、間近で戦いの様子を取材した。学生リーグは、出場者だけでなく審判、会場整備など全て学生達が担当する。その頑張る姿を写真で紹介したいと思う。
筑波大学VS日本女子大学(3部Cブロック)
チームスローガンを「常勝」と掲げ、二部昇格を目指す日本女子大学ラクロス部。
3月に取材をした時は就活が始まったばかりだった主将の染谷リカさん、就活を終え、主将としてチームを引っ張る顔つきは、精悍という言葉がぴったりになっていた。
日本女子大学はとにかく積極的な攻めの姿勢を崩さない。
対する筑波大学のディフェンスも激しく抵抗する。
その果敢な攻防に審判からイエローカードが!
炎天下に負けず、両チームの応援席も盛り上がる。
日本女子大学応援席
女子大チームの応援席は、保護者の声援が凄い(笑)
筑波大学応援席
選手のためのドリンク準備に忙しいマネージャ―
後半も日本女子大学の攻めは続く
フィールドホッケー用の短い人工芝で転倒する選手も少なくなかった
11-3で日本女子大学の圧勝。
試合後、応援席に挨拶する選手達。
部員一丸となって戦うのがラクロス部の魅力でもある。
明星大学VS 関東学院大学(4部Cブロック)
「ディフェンスもアタックも練習してきているので、その成果を観てください!」明星大学女子ラクロス部の受付担当が笑顔を見せる。
集客試合のため、選手紹介からスタートした。
「何するかな」関東学院大学応援席でひそひそと話す声が聞こえる。
トップバッターが選手紹介で見せるポーズが気になるようだ。
するとこのポーズ!
「やった、やった!」合格のようだ。チームのモチベーションも高くなる。
ここでしっかりパフォーマンスができていないと、弱そうに見えるということらしい。
11時半ドロー
試合開始直後、関東学院大学がシュートを決める。
わずか30秒ほどだろうか。
すかさず明星大学も攻めに入る
関東学院大学応援席から檄が飛ぶ
試合を見守る本部席
明星大学も果敢に攻めの姿勢をみせるのだが、
しかし、関東学院のゴーリーが守る
関東学院大学リードで試合は運ぶ
炎天下での試合。審判団もしっかり水分補給。
ラクロスの審判は、選手と同じくらい走るのだ。
後半に入り、5-8から明星大学が得点を重ねていく。
関東学院大学の得点は止まったまま、8-8の引き分けでゲームセット。
3部昇格を目指す両チームにとって、引き分けは望まない結果だ。
試合終了後の挨拶で、関東学院大学の主将が「悪い癖が出てしまい、終盤、集中力がなくなった」と話していた。
しかし、切替も早い。
次戦に向け、会場の外ではこの笑顔!
会場整備担当の学生達が、テープでラインの張り直しをしていた。
専修大学VS 東洋英和女学院大学(3部Dブロック)
本部前では、審判によるクロスチェックが始まる
チアが来ている東洋英和大学応援席は既に盛り上がりムード
東洋英和女学院大学ラクロス部
専修大学女子ラクロス部
選手紹介は専修大学から
トップのゴーリーが場を盛り上げる
東洋英和女学院大学もゴーリーが盛り上げる
ゴーリーはムードメーカーが多いようだ。
一歩も譲らない攻防が続く。
東洋英和女学院大学が均衡を破り、先取点。
「4年生のために一勝したい」と言っていた専修大学。
必死のディフェンス。
ハーフタイムは、東洋英和女学院大学体育会チアリーダーズ部PANTHERSの華やかなショータイムで皆が元気をもらった。
後半戦も攻防が続く。
思わず衝突してしまうことも
結果は1-4で東洋英和女学院大学が勝利。
今回、取材同行しカメラマンを務めたRanRun学生スタッフの村田さん。
ラクロスの試合を観るのは初めてだったが、フィールド脇から間近に選手の熱戦を体感し、
ファインダー越しにスピード感や迫力、そしてなにより選手のスピリットを垣間見ることができ、感動していた。