攻勢に変える守り人 田中章仁選手が武蔵野市長表敬訪問

「パラリンピック出場を目指してから13年かかりました」
東京2020パラリンピック5人制サッカー(ブラインドサッカー)日本代表・田中章仁(あきひと)選手が2021年9月10日(金)、在勤する武蔵野市に大会の報告をするため、松下市長を表敬訪問した。
松下市長は、パラリンピック初出場および5位入賞についてお祝いの言葉を述べ、花束を贈呈。
大会の感想などを伺い懇談する中で、田中選手は「パラリンピック出場を目指してから13年かかりました。
優勝を目指していたので悔しい気持ちもありますが、全てを出し切っての5位入賞で納得しています。
市からの応援はとても力になりました。
3年後のパリでは金メダルを獲得したいです。」とコメント。
松下市長は、田中選手の活躍について「東京2020パラリンピック5位入賞、おめでとうございます。市ゆかりの選手として、横断幕やポスター等で応援していました。
パラスポーツの教育支援にもご協力いただいている田中選手の活躍は、市としてもとても嬉しいものでした。」とコメントした。
田中選手は、東京2020パラリンピック競技大会では4試合全てスタメン出場しほぼ交代することなく戦い続け、同市で「攻勢に変える守り人」のキャッチフレーズがつくほど守備に定評のある選手として活躍してきた。
平成30年から市内の小中学校でパラリンピック教育の授業にも取り組んでいる。
田中章仁選手 プロフィール
生年月日 :1978年5月8日(43歳)
出身 :静岡県
所属 :(チーム)たまハッサーズ
(勤務先)NTTクラルティ株式会社(武蔵野市内)
ポジション :フィールドプレーヤー
成績 :東京2020パラリンピック 5位入賞
Santen IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ
2021 in品川 準優勝 (個人特別賞受賞)
IBSA ブラインドサッカーアジア選手権 2019 3位