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日本代表全クルーアジア・オセアニア大陸予選優勝/五輪内定者決定

Topics! 2021/05/08

東京五輪出場枠をかけたボートのアジア・オセアニア大陸予選が2021年5月5日~7日、五輪大会会場となる海の森水上競技場で開催された。(5日は荒天のため順延)
日本からは、<女子シングルスカル>米川志保選手、<女子軽量級ダブルスカル>大石綾美選手・冨田千愛選手、<PR1 女子シングルスカル>市川友美選手、<男子シングルスカル>荒川龍太選手、<男子軽量級ダブルスカル>西村光生選手・古田直輝選手が出場。
全クルーが五輪出場枠獲得の条件となる1位通過を果たした。

レースの様子は日本ボート協会のYouTubeチャンネルで観ることができる。





 

パラリンピック種目の市川選手はその場で五輪出場が内定した。

オリンピック種目については、最大2種目を日本ボート協会が選択する必要があるため、レース終了後、海の森水上競技場にて日本ボート協会選考委員会が行われ、女子軽量級ダブルスカル、男子シングルスカルを選択することが決まった。

女子シングルスカルの米川選手、男子軽量級ダブルスカルの西村選手・古田選手は、スイス・ルツェルンで開催される世界最終予選(5月15~17日)に出場し、五輪出場権をかけて再び戦うことになった。
世界最終予選で2位までに入ると東京五輪出場権が与えられる。

 

AO予選終了後(内定者決定前)、オンラインによる選手へのメディアインタビューが行われた。

 

<女子軽量級ダブルスカル>

大石綾美選手 所属:アイリスオーヤマ 早稲田大学出身

(ベトナムは)500mから1000mにかけて相当スピードが出るクルーだと知っていたので、早い段階で追いつきたいと思っていたが、なかなか追いつくことができなかった。
焦りはあったが、(冨田選手と)お互いの信頼関係は強いものがあり、1500m付近で追いつき、1700m付近で抜いた。
2000mなにがあるかわからないなかで、(冨田選手と)2人で粘り強くできたことはこれからにつながると思うと話す大石選手。
リオ大会の時と比べ、コンビネーションはものすごく成長していると言い、「取り組むべき課題はまだまだあると実感できたので、2人でどう解決するかを突き詰めていきたい」と話した。

 

冨田千愛選手 所属:関西電力 明治大学・大学院出身

自分たちのレースに集中しようと話し合っていたが、久しぶりの海外レースで緊張したなかでのレース展開になった。
予選では(ベトナム)に最初離される展開だったので、決勝では一艇身くらいをキープしたかったものの出られ過ぎてしまい焦った部分もあったが、後半のスピードという強みには自信があったという。
コンビネーションについては、自然と2人が気持ちのいいリズムで漕ぐことができるようになっている。
リオの時は、初めてのことで「出る」ことが目標になっていたが、東京はどこまで戦えるかを見据えて、Aファイナル出場を目標にしたいと意気込む。
レース後、大石選手から課題は「漕ぎだす勇気」と話があったそうだ。
2人で「行くぞ!」と、自分たちが持っている力と勇気を出していきたいと話した。

 

<女子シングルスカル>

米川志保選手 所属:トヨタ自動車 早稲田大学出身

決勝ではどの選手もスタートからアタックしてくるレースとなり、スタート時から並ばれてしまったが、徐々に引き離すレース展開ができたことで自身の成長を感じることができたという米川選手。
自分はレース前に緊張や不安を感じてしまうことが多いので、最近は「練習は嘘をつかない」と自信が持てるよう自分に言い聞かせているそうだ。
社会人になって練習の質も上がり、成長も感じている。
代表合宿でいかに自分のパフォーマンスを発揮するかを意識した練習ができたことが結果につながった。

 

<PR1 女子シングルスカル>
(PT1:腕・肩の機能はあるが、胴体・下肢の機能が極小またはない漕手)

市川友美選手 所属:湖猿Rowing Team

「嬉しいです」と笑顔の市川選手。
前日の予選は独漕となったが、漕いでいて結構曲がってしまったため、決勝はまっすぐ漕ぐことを課題として漕いだ。
まっすぐ漕ぐことはできたが、同じペースで漕ぐという課題ができた。
今日のタイムをみても(自分は)下位からの挑戦になるので、どこまで戦えるか頑張ると話す。
この1年間、体幹とメンタルを鍛えてきた。
体幹がしっかりしたことで、自分でもわかるくらい漕ぎ方が変わってきた。
初めてのパラ出場。今の状況で開催がどうなるかわからないが、東京開催であることで、応援してくれている家族や友達に頑張っている姿を見せられることは嬉しいと語った。

 

<男子シングルスカル>

荒川龍太選手 所属:NTT東日本  一橋大学出身

準決勝で朝1本レースやって、落ち着きを入れることで決勝はリラックスしていいパフォーマンスができた。
東京大会ではAファイナルに出られることを目標に取り組んできている。
日本でオープン選手が評価されるようになってきたのは2017年以降なので、自分は日本の第一人者として日本人でもオープンで戦えるというメッセージを発信したいと意気込む。
自分の力だけではここまでこられなかったと思うと言い、大学の先輩や仲間、所属チームの仲間の助けを借りてここまでこられたと思っている。
軽量級からオープンに変わり、いろいろなことが変わったが、心も体も成長できていると思うと話した。

 

<男子軽量級ダブルスカル>

西村光生選手  所属:アイリスオーヤマ  仙台大学出身
しっかりリラックスして艇に100%自分たちの力を伝えることが課題だった。
課題はあるが、やりきったという感じと話す。
課題として感じていたところも2人一緒だったので、2人でそこを突き詰めていければいいと思っている。
力んでしまうところが多かったので、相手のプレッシャーや波など、艇のスピードを落とさずに進めていければと思う。

古田直輝選手  所属:NTT東日本  明治大学出身
後半に向けてのスピード感をしっかり追い込んで取り組んでいきたい。
初めての大会でわからないこともあって不安もあったが、西村選手やチームスタッフのサポートがあって、そこまで不安はなかったし、結果も出ていると話した。

 

 

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