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Charity Sports Festival 2017

運動会でカンボジア支援⁉ 学生団体SWITCH

Topics! 2017/09/18

「運動会への参加が社会貢献になる」そんな触れ込みでイベント集客をしている学生団体をご存知だろうか。今年で8回目となるボランティア学生団体SWITCHが主催する「Charity Sports Festival2017」が9月5日、川崎市にある等々力アリーナで開催された。運動会もスポーツ、どんな学生が集まるのだろうかと取材にお邪魔した。

 

SWITCHは、2009年3月に設立した関東近辺の大学生によるボランティア団体で、このチャリティイベントの他、カンボジアでの学習環境整備支援や国内福祉施設訪問なども実施している。約20大学の1~3年生で活動しているそうだ。

 

団体名のSWITCHは「1人でも多くの人に‟切り替わるきっかけ”を届け、社会を活気づける波を起こす」というコンセプトに由来する。

 

このスポーツフェスは、「‟楽しい”から始まる社会貢献」「‟感動”が生み出す‟挑戦”への活力」といったコンセプトを持ち、カンボジアの子供達に笑顔を届けることを目的として、イベントの参加費から実費を引いた残金を全額カンボジアの支援に寄付しているという。

 

今年のスポーツフェスは約30大学から400名ほどが参加していた。多い時は1000人ほどの参加もあったそうだ。

 

参加者は赤・緑・紫・黄・ピンク・青・橙・黒の8チームに色分けされ、チームカラーのTシャツを着用し、競技を行う。

SWITCHのメンバーがそれぞれ8チームに分かれ、自身のネットワークを駆使して参加者を集めるという集客システムだ。

 

そのためチームによってメンバー数に相当なバラツキが出るが、そのハンデもまた楽しむひとつの要素になる。

 

会場の入口に各チーム向けのTシャツが置いてあり、胸にロゴが印刷されていた。

そばにいた学生メンバーに声をかけたところ、そのロゴを作成した関口恵生さん(日本大学3年)だった。

 

 

11時半から開会式を挙行、準備運動として全員でラジオ体操が始まった。

 

プログラムは全部で8競技。玉入れから始まり、綱引き、障害物競走、リレー、応援合戦、ムカデリレー、バレーボールといった種目を趣向を凝らした内容で競争する。

メインMCが全体の進行を務め、楽しいトークで会場を盛り上げていた。

また、スポーツフェス自体がチャリティイベントということで、会場内のスペースを利用して、競技以外にもチャリティ企画を実施していた。

自転車発電競走や不要な文房具を回収し、カンボジアへ送る企画などだ。

 

 

 

会場内には、これまでのSWITCHの活動の様子を紹介する写真や資料を展示し、チャリティ用のグッズ販売等も行っており、スポーツフェス参加者への啓発につなげていた。

 

 

イベントを終えたSWITCH代表の永島郁久雄さん(東洋大学3年)から、コメントをいただいた。

「Charity Sports Festival 2017を9月5日に開催しました。
参加者の皆様、協賛企業様など色々な方々に支えられ無事イベントを終了させることができました。
今後は、このイベントの収益をしっかり現地の教育支援に役立てること、そしてその他の活動にも精力的に挑戦し続けて行きたいと思います
Charity Sports Festival 2017に関わってくださった全ての方にお礼申し上げます。
どうもありがとうございました。」

 

スポーツ女子と話をしていると、同じ大学の隣の部室の部活のことさえよく知らないことが多い。ましてや、スポーツ系以外の学生団体の活動のことなど知る由もないかもしれない。他の同年代の学生が、どんなことを考え、どんな活動をしているのかを情報として持っておくのもよいだろう。RanRunでも時折、学生団体紹介を行っていこうと思う。

 

 

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