メンタルを支える仲間のエール 関東学生庭球同好会連盟クラブ対抗トーナメント決勝

体の芯まで冷えそうな寒空の下、舎人公園駅からテニスコートを目指して歩いていると賑やかな声援が聞こえてきた。
関東学生庭球同好会連盟が主催する2019年度のクラブ対抗トーナメントが12月9日、決勝日を迎え、男子シングルス決勝が始まったところだった。
このトーナメント、RanRunも参加賞のクリアファイル制作の協力をさせていただいている。
レセプションパーティーの表彰式には何度か参加させていただいており、スーツ姿の連盟スタッフの仕事ぶりやドレスアップしたプレーヤー達に取材をしてきた。
しかし、試合会場に足を運ぶのはこの日が初めて。
残念ながら女子の試合は終了してしまっていたが、男子の熱戦を観戦することができた。
プレーをする選手とエールを送る仲間達が一体となって試合を作っている。
これはクラブ対抗戦ならではの雰囲気だと連盟役員が教えてくれた。
暑さが厳しい9月に始まったクラブ対抗トーナメントは、度重なる台風の影響を受け、決勝戦の日程もなかなか決まらなかった。
大会運営をする連盟にとって一番の苦労はやはり天候に左右されることだ。
この日もお互いのスケジュールを調整しながら、交代で運営に携わっていた。
寒い中、表彰式の準備をしたり、広報のための撮影をしたり、もくもくと業務をこなしていた。
3コートを使って試合が同時に行われており、エールを送る部員たちは、試合が休憩に入ると別のコートに移動する。
点を取っても取られても、すかさず声をかける。
これがプレーヤーのメンタルをどんなに支えているか、試合を観ていてよくわかった。
プレーヤー達の試合に臨む真剣さが観ている側にも伝わってくる。
自分のメンタルをなんとか立て直そうとベンチに座り目を閉じるプレーヤー。
気持ちに余裕を持てた方が優位になるスポーツだとあらためて感じた。
テニスはメンタルスポーツなのだ。
クラブ対抗トーナメントの結果は以下の通り。
男子 優勝 PCB 準優勝 中大明大ai
女子 優勝 PCB 準優勝 UNBALANCE
アベック優勝となったPCB
女子準優勝のUNBARANCE
連盟の皆さん、プレーヤーの皆さん、素敵な試合をありがとうございました。