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第28回全日本セパタクロー選手権大会

3人の心をひとつに戦う競技 

Topics! 2017/12/27

全日本セパタクロー選手権大会が2017年12月23・24日、駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で開催されました。3月に取材した日本体育大学セパタクロー部の女子主将・國嶋明日香さんと日本学生セパタクロー連盟普及委員長・牛島悠衣さんも出場するとあって、観戦に行ってきました。

 

セパタクローは3人1組で、サーバー・トサー・アタッカーと役割が決まっているため、完全なるチームワークが要求される競技です。

常に声を掛け合い、円陣を組んだり、手を繋いだり、ハイタッチをしたりと心をひとつにしながらプレーをしています。

 

1人のモチベーションが下がった時点で、チームの動きは止まってしまいます。

ミスをしても落ち込む隙ができないよう、常にポジティブなメンタルを維持できるようにと、どのチームも工夫をしている様子がよくわかりました。

 

 

 

プレーヤーの役割が明確なので、試合の流れもわかりやすく観戦を楽しむことができます。

サーバーは、球を上げて欲しい位置を手で示しながらスタンバイします。

 

サーブの種類によって、指示する高さも異なります。

 

サーバーは、相手コートめがけて球を蹴り入れます。
セパタクローのコートは、バドミントンのコートと同じ大きさ。
その範囲内にビシッと蹴り入れなければなりません。

コート脇でサーブの練習をしているプレーヤーの姿が多く見られました。

 

サーバーが蹴った球をレシーブできるよう、3人とも構えます。

 

レシーブした球をトサーに回し、トサーはアタッカーが蹴りやすい位置に球をトスします。
トサーが自分でレシーブした球をトスする場面も多く、スキルの見せ所でもあります。
練習を見学に行った際、トサーグループが各自リフティングをしていたことを思い出しました。

 

 

セパタクロー日本代表でもある國嶋さんのトス回しに注目して観ていました。

 

トスの上がった球をアタッカーがアタックします。
ネットに背を向けて球を蹴り入れるところも、セパタクローの特徴のひとつです。

 

脚を高く上げ、球を後ろに蹴り入れます。
相手のアタッカーもネットに背を向けてジャンプしています。
背中でブロックするためです。

 

 

脚でブロックする時もあります。

 

時にヘディングで相手コートに返す時も!

 

男子のネットぎわのプレーはなんともアクロバティック!

 

3月に牛島さんに取材した時も、牛島さんはケガをして練習ができない状態でした。
完全に治して復帰するために、7月に手術を受けたそうです。
9月から練習を再開、11月から公式戦に復帰しました。

 

笑顔で仲間に声掛けをしている様子が印象的でした。
牛島さんの次の公式戦は、来年5月になるそうです。
それまで、「基礎からもう一度練習に取り組みます」と話してくれました。

牛島さんの日本学生セパタクロー連盟での役目は終了し、次の代に引き継ぎます。
それでも、セパタクローをもっと多くの人に知って欲しいという思いは変わりません。

 

 

海外遠征から帰って来たばかりの國嶋さんは、海外と日本のプレーでは球の速さが全く違ったと話します。
「海外で通用するプレーヤーになりたい」今後の意気込みについて、そう語りました。

 

 

第28回全日本セパタクロー選手権大会女子の部優勝は、シード権出場した「くにたちa」チーム(戸上佳代・井上みく・中塚直子)でした。
セパタクローをまだ観たことない方は、ぜひ、来年こそ体験してみてはいかがでしょう。

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