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第31回関東学生ラクロスリーグ戦

どのリーグも目が離せない! ラクロス関東3部リーグ 理科大vs共立女子

Topics! 2018/09/06

「今日初めてラクロス観たけど、楽しかった!」試合終了後の会場を後にする観客が笑顔で話している。女子ラクロス関東学生3部リーグ東京理科大学VS共立女子大学戦が8月28日、江戸川区臨界球技場で行われ、早朝から試合を観に来た学生達が駆けつけていた。

前日の大雨の影響か、曇り空で風は心地よく、涼しさも感じる。
フィールドでは、プレーヤーたちがアップを始めていた。

クロスを左右に回しながらパスキャッチの練習をしている。
クロスをクルクルと回すのはボールを網の中で安定させるためだ。

 

9:00いよいよドロー!

ボールを奪い合うシーンが目を引く。
互いにルーズボールを狙ってクロスを伸ばす。
バランスを崩して倒れ込む場面も。

1人のプレーヤーがコートいっぱいに走るのではなく、細かくパスを回しながらボールを運んでいた。
個々のプレーよりも、みんなでボールをつなぐ総力戦体制だろうか。

先制は理科大。
前半は理科大が攻める展開、2-1の1点リードで終了した。

フィールド外での熱戦

試合の様子を撮影していると、「〇番から●番にパス」「△番が得点しました」フィールド外から声が聞こえてくる。

ビデオカメラとノートを手にした部員達が試合の様子を記録している。
ラクロスは攻防の切り替わりが早く、正確に記録するのも大変な仕事だ。
しかし彼女たちの集中力は高く、首を左右に動かして戦況をノートやビデオに収めていた。

声援もすぐ傍で選手がプレーしているため届きやすい。
選手の名前を大きな声でコールし、応援歌を歌って盛り上げている。
場内外で、みんな一生懸命戦っている。

 

ラクロスならではのシーンを発見

WBTO(ウォーターブレイクタイムアウト)という水分補給のための競技休止時間の時に、不思議な光景をみかけた。

選手の動きばかりに気を取られていて気づかなかったのだが、フィールドのあちらこちらにクロスが置かれている。
これは、ラクロスのあるルールに関係している。
プレー中に審判員がホイッスルを吹いてゲームが停止された時、選手は全員その場に留まらなければならない。これを守らないとファールの対象になってしまうのだ。
つまりフィールドの置かれたクロスは、持ち主である選手の居た場所を示していたのだ。
この光景はラクロスならではではないだろうか。

 

次第に日が照り始める後半戦

10:00前になると、徐々に雲の間から太陽が顔を出し始めた。
気温も次第に上がり出す。
共立の応援側に向かうと、部員さんが飲料水を手渡してくれた。
紙コップには、選手からのメッセージが書かれている。

後半の先制も理科大だ。
共立もチャンスをうかがう。

落としたボールが理科大のゴール前に転がり、共立子がすかさずボールを奪おうとするが、ギリギリのところで理科大がグラボ。
しかし、ここで引き下がる共立ではなかった。

応援側のサイドラインギリギリ横を駆け抜け、素早くパスを出してシュートを決めた。
とても鮮やかなプレーで再び1点差に詰めた。

片や点差をつめられるな、片や追いつけと、両チームがクロスで相手を指しながら大声でコミュニケーションをとっている。

 

ラスト1秒まで目が離せない

試合もいよいよ終盤。
3-2の理科大リードのままだが、気を抜けない。
理科大のゴーリーはボールをキープしたまま、相手に取られないようゴール裏に回ってパスを出す。
同じゴールを守るサッカーと異なり、ラクロスではゴーリーも積極的にオフェンスに参加する。

試合終了まで残り数分のところで、共立女子がシュートするも理科大ゴーリーのナイスセーブでボールを弾いた。
すかさず共立が反撃し同点の1点を決める。
一層激しいプレーが続き、最後まで目が離せない。

ボールを奪い合い、フィールドを駆け抜ける。
理科大のプレーヤーがボールを持つ仲間に道を作るため、共立プレーヤーに向かって体で壁を作った。
仲間はゴールに向かって駆け抜け、見事シュートを決めた。
会場は大いに盛り上がりを見せる。

ここで残り30秒。
最後の1秒までボールの奪い合いが続き、終了のホイッスルが響く。

4-3で理科大学が勝利した。

「この試合サイコー!」観客席から興奮の声が聞こえた。
顔をくしゃくしゃにしながら喜びを分かち合う姿が見える。
「お客さんに楽しんでもらえたら嬉しい」というプレーヤーもいた。

 

気温も試合も時間を追うごとにアツくなった試合であった。
リーグごとの試合を観戦するのも楽しいと思う。
観戦回数が増えるほど全体の様子を観れるようになり、展開も追いやすくなった。

初めての人でも楽しめ、また、選手の近くから応援できるカレッジスポーツ ラクロスを観戦に行ってはどうだろうか。

 

東京女子大学3年 原慧理加

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