地上最速の格闘技!男子ラクロスを初観戦 早稲田VS京都

第10回ラクロス全日本大学選手権大会が2018年11月25日、駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で開催された。男子決勝戦(早稲田大学VS京都大学)が午前11時半より行われ、フィールドだけでなくメインスタンドでは応援団による熱い応援合戦が繰り広げられる。独特の空気に包まれフィールド脇でカメラを構える醍醐味は、スポーツ取材ならではだ。熱戦の様子をレポートする。
「スポーツ女子の自分磨きを応援するWebマガジンRanRun」が男子ラクロスを取材するのは初めて。ラクロスは男子と女子でルールが異なる珍しい競技だ。
「地上最速の格闘技」と言われる男子ラクロスのトップクラスのプレーを間近に観るとありワクワクした。
早稲田大学の2018年度スローガンは「攻」。
対する京都大学の2018年度スローガンは「CRAVE」。
アップの間、京都大学の選手2名がずっと同じ動きの確認をしていた。
女子には見られない動きが気になって仕方ない。
11時30分 Face Off
女子のドローとはスタイルが全く違う。
試合開始4分で早大が先取点。
その後も得点を重ねていく。
ゴール際のパス回しからのショットの速さに目がついていけない。
京大応援席からは熱いエールが飛ぶ。
こんな場面も男子ならでは?
京大選手も果敢に攻める。
迫力のあるプレーが続く。
第2クォーター(前半)が終わって8-1で早大リード。
ハーフタイムは早稲田大学ビッグベアーズが華を添える
後半戦も早大は攻撃の手を緩めない。
京大も必死に守る。
第3クォーターの先取点も早大が決めた。
座り込む京大ゴーリー
第4クォーター 京大が2点目を得点
喜びを分かち合う
試合終了 12-2で早大の優勝が決まった。
スピード感、セットプレーのハマる瞬間は観ていて気持ちがいい。
選手の持つクロスの長さも長短があり、それぞれのプレーが面白い。
低い姿勢からの走り出しも目を引く。
地上最速の格闘技、男子ラクロスの魅力はスピード感と迫力、そしてセットプレーにあると感じた。
球の行方をしっかり追えるよう動体視力を鍛えなければと痛感。
終始、攻めの姿勢で積極的な早稲田は、ショットも多いが審判が黄色いフラッグを投げるシーンも度々。
しかし選手が1名少なくなることなど関係ないようだった。
両チーム共に選手を支える女子マネージャー達の活躍する姿があり、ここにも頑張るスポーツ女子が多数いることをあらためて確認できた。
大学選手権優勝の早稲田は12月8日(土)、駒沢オリンピック公園でクラブ選手権2位のチームとの全日本選手権準決勝戦に臨む。
また、準優勝の京大は12月9日(日)、ヤンマーフィールド長居(大阪府)でクラブ選手権1位のチームと準決勝戦に臨む。
第29回ラクロス全日本選手権は12月16日(日)、西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(京都府)で開催され、ラクロス日本一が決定する。
RanRun yukiyanagi