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コロナに負けるな!大学生を応援

ウイズコロナの授業スタイル、オンラインと対面選ぶならどっち?

Topics! 2020/10/29

大学生の多くが春休みに入っていた2020年2月、日本国内で新型コロナウイルス感染者が確認され、それまでの日常生活が一変した。
私たち大学生は大学に行くことなく自宅での授業が始まった。
部活やサークル活動もできず、アルバイトも減り、辛い日々を過ごした学生は多い。

WebマガジンRanRunでは、コロナに負けるな!をテーマに大学生を応援する企画を展開している。インターン生の発案でオンライン授業についてのアンケート調査を実施した。
RanRunのSNSをフォローしてくれている部活・サークルを抽出し、アンケートを依頼、Webサイトの質問フォームから回答する方式で19大学53人の学生から回答を得た。

 

前期の授業はほぼオンライン

前期の授業スタイルについて、53名中50名がオンライン、2名がオンラインと対面だったと回答。
1名(4年生)は授業がなかったと回答した。
対面授業では実験や実習が対面、座学はオンラインで実施された。

 

オンライン授業のメリット

最も多かった意見は「通学時間の短縮」だ。
通学時間がなくなったことで、自分の勉強の時間や睡眠時間を確保できたと回答した学生が24人。「片道2時間の通学が必要なくなったので寝る時間が増えた」など、遠距離通学の学生が多く負担になっていることがわかる。
また時間だけでなく、交通費がかからないことを挙げた学生が5人。
アルバイト収入が減った学生にとっては、交通費や昼食代の負担がないことは大きかったようだ。

続いて多かった意見は、「自分の好きなペースで受講できること」だ。
特にオンデマンド配信について、授業スケジュールを自分の都合で組むことができるため、時間の自由度があり、資格の勉強など有効活用できる点を挙げた学生が17人。
また、「何度も聴くことができるので復習がしやすい」「教室では席によって先生が見えにくい、聴き取りにくいことがあるが、その心配がなかった」など、授業への理解を深めることができるメリットを挙げた学生が13人だった。

 

オンライン授業のデメリット

一番多かった意見は「課題の多さ」で、19人が挙げた。
出席確認の意味合いもあるのか、毎回のように課題が出されていたようだ。
また、自分で課題を確認しないといけないため、見逃してしまうという意見もあった。

「初めてだったのでやり方が分からないところがあったり、通信状況が悪いとライブの授業が途切れてしまったところが大変でした」
続いてWi-Fiなどの通信環境に左右されるため、ライブの授業で通信が途切れたり、フリーズするなどのトラブルを挙げた学生が8人いた。

長時間パソコンの画面を観ることによる頭痛や目の疲労、集中力を欠くなどの声もあった。

本来、実習や実験をするところを動画やプレゼンだけで終わってしまうため、理解度への不安を回答した学生もいた。

また、大学に行けばもらえる資料がデータで送られてくるため、コンビニエンスストアなどで印刷しなければならず、コストがかかるなどの意見もみられた。

 

オンライン授業で工夫したこと

オンライン授業を受けるにあたり工夫したことがあるかという質問に、15人が「ある」と回答。
「受けた授業にはカレンダーにチェックをつけて管理をしていた。課題が普段より多かったため、まず出された課題を見逃さないよう頻繁にWebを確認し、スケジュール管理をいつも以上に丁寧に行った」
「メモをいつも以上にとるようにした。書くという作業をすることでしっかり内容を理解するようにした」
「課題の提出が非常に多かったため、なるべく課題が出た日に終わらせることや課題の提出期限表を作りまとめることで、課題の提出を忘れないように工夫した」
など、オンライン授業をスムーズに受けられるような工夫が多くみられた。

 

これからの授業、オンラインと対面どっちがいい?

今後の授業についてどのような形式がいいかと尋ねたところ、27人がオンライン授業、23人が対面授業、2人がオンラインと対面授業の混合、1人が興味のない授業はオンラインでいいと回答。
オンライン授業への不満が多いものの、どちらがよいかといえば51%がオンラインと回答した形になった。

オンライン授業に思うこと

アンケートに回答してくれた学生たちから、様々な思いが集まった。その一部を紹介する。

  • 対面授業で先生や友人と会って一緒に勉強したいと思います。
    例年と同じ学費を払っているのに大学に行く回数は格段に少なくなっているので、学費の減額をして欲しいと思います。
  • 後期も前期と同様に毎日学校で対面授業を受けながら同時進行で遠隔授業もあります。
    負担は大きいですが、先生方もその負担を理解してくださっている方が多くいます。
    また、保育実習、幼稚園実習、小学校実習、施設実習、介護等体験も例年通りにはできない難しさがありますが、今この状況だからできる学びもあります。
    現場がどのように対応をしているのか学べるこの機会を大切にしたいです。
  • 季節感のない大学生活になってしまって悲しいです。
    新歓も合宿も大会もやりたかったことがたくさんあります。
    工夫をして部活をやっていますが、物足りないこと不十分なことがまだまだあります。
    早くコロナが収束して悔いのない大学生活を過ごしたいです。
  • 新型コロナウイルスは高齢者の方や、持病がある方にはとても危険な病気だから、ソーシャルディスタンスやマスクなどの感染対策は必要だが、必要以上に学生生活を制限することはないと思う。友達と一緒に授業を受けることで、より理解が深まることもあるし、対面の方がストレスは少ない。
    しっかりと感染対策をしながらウィズコロナで対面授業はもちろん、部活動など、今までに近い大学生活を送れることを祈る。
  • すべての人に、コロナウイルスを自分自身でもっと調べて欲しいなと思う。
    テレビや憶測だけで色々怖がっている人を見ると、人生損してるなあと思う。
    もっとフレキシブルな大学にしたいなと思った。
  • 同じ世代の人たちと授業を受けてそれにより様々なことを感じ、休み時間は話したりご飯を食べたりして交流をする、教授から直接多くのことを学ぶことが大学生活の醍醐味だと思っているため、それができないことを悲しく感じます。
    今後もオンラインと織り交ぜていくことは必須だと思いますが、より人との距離を身近に感じられるようになっていけばいい。
  • 理系の実験や実習の多い学部などは対面でないと学べないこともあると思いますが、私の所属する座学中心の学部ではオンラインで十分に学べる環境だと感じます。
    対面であれば直接先生に質問できたり、友人と会えたりするメリットはあります。
    しかしオンラインならではの利点も多く、例えば自宅生なら交通費を削減できたり一人暮らしの学生はそもそも一人暮らしをする必要もないため地理的制約が減り、進学の幅を広げることができます。
    スケールを広げれば日本にいながら海外の大学へ進学することもできると思います。
    また授業も繰り返し見ることができたりスピードを変えて見たりすることもできるので、より理解を深め自分のペースで学習することができますし、字幕をつけることもできるので聴覚に障害がある生徒でも普通の大学に進学しやすくなると思います。
    オンラインでは対面よりも自分を律する必要がありますが、社会人になる手前の段階でその訓練ができることは良いことだと考えています。
    個人的にはオンラインならではの利点の方が魅力的でした。

 

学びに大学に通い始めたはずが、自宅でのオンライン授業が続く日々。
そんな中で少しでも過ごしやすいように工夫することで理解が進むことや、新たな発見が得られるかもしれない。
デメリットにばかり目を向けるのではなく、メリットを考えてみることも重要なことである。
新型コロナウイルスとこれからも共存していくのは避けられないことだが、早く普通の大学生活に戻ればいいと思う次第である。

 

昭和女子大学3年 竹田えみり

 

 

回答してくれた学生の在籍大学(順不同)

武蔵大学 名古屋商科大学 名古屋学院大学 千葉大学
昭和女子大学 東京理科大学 駒沢大学 國學院大學
Griffith University 東洋大学 大阪市立大学 上智大学
女子栄養大学 大阪経済法科大学 山梨大学 東海学園大学
金城学院大学 文教大大学 University of California, Los Angeles

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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