体験型宿泊施設「circular village hostel GURURI」@鹿児島県大崎町4月14日本オープン

リサイクル率14回日本一の大崎町で様々な環境負荷を軽減工夫したリノベーション施設で“資源がぐるりと巡る未来の暮らし”を体験!

広⼤なシラス台地が広がる⾃然豊かな⼤隅半島に位置する鹿児島県⼤崎町
⾃治体としてこれまで 12 年連続を含む、合計 14 回リサイクル率⽇本⼀を達成し、「ジャパン SDGs アワード」内閣官房⻑官賞を受賞するなど、環境問題への取り組みは「⼤崎リサイクルシステム」として世界的に評価されています。
また、温暖な気候と溢れる湧⽔で育む農畜産物は、⽣産量も国内最⼤級ながら、⾼い品質を求め常に挑戦し続けています。

一般社団法人大崎町SDGs推進協議会(以下⼤崎町 SDGs 推進協議会)は、循環型社会「サーキュラーヴィレッジ・大崎町」を体感できる施設を2023年度から順次着工・展開しています。
その第一弾として、体験型宿泊施設「circular village hostel GURURI(サーキュラーヴィレッジホステルグルリ)」が、4月14日(日)に本オープン。
これにあわせて、3月28日(木)より宿泊予約の受付を開始しました。
予約サイト:https://hostelgururi.jp/

GURURIは、大崎町で25年続く分別の取り組みを体験できることはもちろん、既存の建物を改修し、高い断熱性や地域内資源循環を目指した内装など “大崎町らしい建物“として、環境負荷を軽減した様々な工夫を施しています。
全国的にみても先進的な取り組みを実際に体験できる施設となっています。

12月21日(木)にプレオープンし、関係者の宿泊体験や地域住民の皆さんへの内覧会などを実施。
宿泊体験者は、「分別体験は格別でした。実際にやってみるといかに慣れるまで大変か、細かいところまで分別について無配慮だったか、体感で理解することができた。」「断熱性の高さもはっきり自覚されるのでは」など、体験宿泊施設ならではのコメントを寄せています。

本オープンとなる4月14日(日)はオープニングイベントを開催
オープニングセレモニーの他、大崎町これからの暮らしの可能性に関するトークイベントや、草花や木材などを使ったワークショップを予定しています。
本オープンにあわせ、一般のお客様の宿泊予約受付が開始になりました。
4月15日(月)より宿泊可能です。
また、公式Instagram「@gururi_osakini」も開設されています。

「circular village hostel GURURI(サーキュラーヴィレッジホステルグルリ)」

元県職員住宅を再利用(改修、リノベーション)し、大崎町の「当たり前の日常」を体験しながら暮らしのスピードや消費行動を見つめ直せるような場所になるよう、分別体験を主軸とした「体験型宿泊施設」です。
⾼い断熱性や地域内資源循環を⽬指した内装など〈⼤崎町らしい建物〉として、環境負荷を軽減した様々な⼯夫を体験することができます。

GURURIで体験する3つの「ぐるり

エネルギー

・優れた断熱・気密性能
GURURIは、断熱材の使用や窓のトリプルガラスなどで高い断熱・気密性能を実現。
6畳向けエアコンで一棟まるごとカバーしています。
2025年には原則すべての新築住宅・非住宅に省エネ基準の適合が義務化、2030年にはより厳しい断熱性能が求められるようになります。
鹿児島県内でも住宅の省エネ性能を求める方が急増中。
ぜひここで高い断熱性能の住宅を体感してください。

・木質バイオマス利用体験(薪ストーブ、ボイラー)
GURURIの給湯システムには木質バイオマスボイラーを導入。
木材燃焼の熱交換により高効率なエネルギー利用が可能です。
解体工事で出た木材も利用しています。
「自分たちで使うエネルギーを自分たちで作る」敷地内での循環を実現しています。

・リユース太陽光パネル
GURURIの電力は、再エネ電力販売契約モデルによる太陽光パネルを導入。
地域内再エネ利用率向上への貢献と同時に、契約先であるおおすみ半島スマートエネルギー株式会社と連携し、リユース太陽光パネル導入の実証実験を行っています。
リユース太陽光パネルの発電状況の調査や導入時のリスクなどのノウハウを蓄積し、先駆的に地域内での活用の幅を広げるべく取り組んでいきます。

リユース太陽光パネル

インテリア

・PaaS製品導入
GURURIの家具・家電製品の一部は、定額レンタルサービスを利用しています。
これは PaaS(Product as a Servise / サービスとしての製品)と呼ばれるビジネスモデル。
これまで様々な場所で活用され、何度もリペア/メンテナンスされてきた製品が利用できます。
加えてGURURIでは、「利用→返却→修理・清掃→次の方へ」のルートを何度も経た家具・家電製品の最終地点としての導入も試みます。

・地域資源の活用
家具には、地域の未利用資源を積極的に活用。
滞在するみんなが集うリビングのローテーブルは、通常廃棄されてしまう台風被害の倒木から作成しました。
ソファベッドとクッションのカバーは、藍に加えて松ぼっくりや桑を使って染めています。
「資源循環が当たり前となった社会」を先取りしたようなインテリアデザインにしています。

たべもの

・分別体験キッチン1.0
町外の方でも大崎町の家庭ごみ分別が体験できるキッチン。
滞在するみんなで分別を楽しくワイワイできるアイランド形式です。
町民の方も、ここで各家庭のノウハウを共有することで、分別キッチンの機能開発に携わることができます。
住民の方々と一緒に作ったキッチン天板は旧大丸保育園の床材を、足組には解体で出た廃材を使用。
今後、宿泊者の声や視点を反映して、より効率的に分別できるキッチンにアップデートしていきます。

施設基本情報
所在地:鹿児島県曽於郡大崎町菱田2433
本オープン:2024年4月14日(日)  ※4月15日(月)より宿泊可能
チェックイン:15:00〜18:00 チェックアウト:〜10:00
宿泊料金:24,000円〜 (宿泊利用は、1名から一棟貸しとなります)

公式サイト:https://hostelgururi.jp/

公式SNS:https://www.instagram.com/gururi_osakini/




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