変革リーダー育成プログラム『変革カレッジ第1期』<大賞・JTB商事><特別賞・森永製菓>〜実証実験を通じて“変化を起こすリーダー”を輩出〜
企業の課題に“行動”で挑む実践型プログラム『変革カレッジ第1期』で、大賞・特別賞が決定。転勤制度や助け合いの仕組みなど、現場の課題を実証したチームの成果とともに、第2期の参加企業募集もスタートしています。
企業の働き方改革や人的資本経営が求められる中、現場を起点に“変化を起こすリーダー”を育てる取り組みとして注目されているのが、株式会社チェンジウェーブグループが主催する実践型プログラム「変革カレッジ」。
その第1期の受賞チームが発表されました。
「変革カレッジ」は、自社の“リアルな課題”をテーマに約8カ月間、チームで実証実験を行う実践型プログラムです。
課題定義から検証、実証、最終プレゼンまでを行い、有識者や経営者のフィードバックを受けながら、推進力・巻き込み力・課題解決力を磨きます。
大賞:JTB商事(JTBネクストラボ)

テーマ:未来の営業スタイル──選択的ハイブリッド営業
<課題>
地域拠点の営業は40〜60代が約7割を占め、10年後にはベテラン層が大幅に退職する見込み。
一方で、若手の約8割は「転居を伴う異動ができない/したくない」と回答しており、地域営業の存続が危ぶまれていた。
<審査員コメント>
- データに基づいて仮説を立て、ヒアリングでそれを検証しながら、当たり前を壊して新しい営業スタイルをつくろうとしている姿勢が非常に良かった。
ぜひ社内で本格的な取り組みに育てていってほしい。 - 多くの日本の企業が抱えている転勤問題に、若い人たちが非常に課題感を持って接していること。
どの会社も打ち手が明確にできていない課題に取り組んでくれたことが良かった。
今後もこの課題を考え続けてほしい。 - これは単なる営業スタイルの話ではなく、“これからのビジネスモデル”そのものをどう設計するかというテーマだと思う。
地域撤退も選択肢になり得るなかで、あえて地域営業の価値を問い直し、存続させる道を探っているのが印象的だった。 - 最大の障壁は、過去の成功体験からくる固定観念。
全国転勤が“当たり前”だった世代の価値観を壊すのは簡単ではないが、若い世代の当事者意識と試行錯誤が、会社を動かしていくはず。
ぜひ“このドラマの続き”を見せてほしい。
<受賞者コメント>
- 今観光業界やホテル業界はDXがあまり進んでいないと思うので、今後も業界を引っ張っていくリーディングカンパニーであり続けたいと思っております。
- 全国転勤に関して不安を持っている社員がたくさんいるということをも今回の実験でわかりました。
私たち5名がそういった思いを背負って、今回のプロジェクトに参加させていただいた事で、会社として大きく動ける一歩となったと感じました。
審査員特別賞:森永製菓(森永 Timeless Project)
テーマ:助け合いを、仕組みに。“頼る”ことで営業組織を強くする
<課題>
突発的な事情を抱える営業が、心理的ハードルや仕組み・評価の不備ゆえに周囲を頼れず、一人で業務を抱え込んでしまうことで、機会損失やキャリア継続の難しさを生んでいる。
そのため、“お互い様”の助け合いを仕組みとして組織に埋め込めていない。
<審査員コメント>
- 担当本人ではなく“代わりの人”が対応してもよいかという得意先アンケートに対し、『担当かどうかよりも、対応の速さが大事』という回答が多かったのは非常に示唆的。
ドタキャンや対応遅延よりも、チームで迅速に応えることで、むしろ営業組織として強くなれることを示している。 - 森永製菓の“利他の精神”を、やりがい搾取ではなく、きちんとポイントや評価で裏打ちされた仕組みに落とし込もうとしている点が良い。
困っている人を助けたいという社員の気持ちを、制度として後押ししている。 - マイノリティ(育児中の女性など)を起点とした施策でありながら、介護や病気、テレワーク・外勤時の突発対応など、誰もが当事者になり得る仕組みとしてデザインされている。
対象以外の社員にも“自分ごと化”してもらう工夫がされているのが非常に良い。 - 全社制度として展開するには、職場ごとの人員構成や“助けに行ける余白”の有無、コストや悪用防止など、これから整理すべき点も多いが、着眼点と実行への本気度が素晴らしい。
<受賞者コメント>
- 今後は当事者意識だけではなく、違う立場の人のことも考えて全体的にいいものになっているのか。というところを、気を付けながら進めていきたいと思います。
- 課題の本質を見抜く力が身に着いた。
プログラムに参加して異なる視点で課題の大きさだったり、この半年間で今までしたことのない考え方ができ、大変刺激を受けた。
審査員からの総評
- 迷いや葛藤を乗り越え、主体的に学び続けたプロセスそのものが大きな成長である
- 取り組んだテーマは、転勤制度、女性活躍、移動時間、雇用の安定など 社会構造に関わるものばかりで、実効性の高い試みが多かった
- 大改革だけでなく、まず職場の小さな一歩から変化を起こし、それを広げていく姿勢に今後の可能性を感じる
- 今後、管理職・リーダーとして、今回培った当事者意識と改善志向を糧に 企業と社会の変革を牽引してほしい

審査員・評価方法
特別審査員(有識者)3名*と主催者で企画・運営を担う佐々木に加え、参加企業の役員4名がゲスト審査員として参加しました。
評価は「破壊と創造」「価値創造」「労働生産性」「巻き込み力」「汎用性」の5つの基準で行われます。
*中間発表および最終発表に参加し、学術・経営・企業動向など多角的な視点から、実証内容の質向上に向けた観点の付与や示唆提供に協力

佐藤 博樹氏(変革カレッジ特別審査員)
東京大学名誉教授、中央大学ビジネススクール・フェロー
一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。雇用職業総合研究所(現、労働政策研究・研修機構)研究員、法政大学大原社会問題研究所助教授、法政大学経営学部助教授、法政大学経営学部教授、東京大学社会科学研究所教授。

鴨居 達哉氏(変革カレッジ特別審査員)
経営者
20年以上にわたり国内外のグローバル企業のコンサルティング、IT構築の推進に従事。10年以上の海外業務経験を活かし、ビジネスのグローバル化に関する豊富なコンサルティング経験をもつ。

浜田 敬子氏(変革カレッジ特別審査員)
ジャーナリスト
前Business Insider Japan統括編集長/AERA元編集長

佐々木裕子(変革カレッジ主催・審査員)
株式会社チェンジウェーブグループ代表取締役社長 CEO
経済産業省「企業経営と介護両立支援に関する検討会」検討委員
一般社団法人 人的資本経営推進協会 代表理事
ソフトバンク株式会社 社外取締役
三井住友DSアセットマネジメント株式会社社外取締役

変革カレッジは、現在来期参加企業を募集中。
その他、リーダー人材育成プログラムに関するお問い合わせは随時受け付けています。
【変革カレッジプログラム概要】
期間 :約8ヶ月間(全5日間:終日2回、半日3回)
<対象者>
- リーダー人材、管理職候補、変革推進プロジェクトのメンバー、男女問わずこれからの 活躍が期待される人材
- 会社の課題を”自分ごと”として捉え、変革を推進していく意欲のある人材
- 事業課題をとらえ、変革を推進していく手法、力を身につけてほしい人材
<参加単位>
各社3名以上
※1チーム3名以上での参加となります。社内でメンバーをお組みいただいた上でご参加ください。
<形式>
異業種交流型(対面開催・都内会場)
プログラムスケジュール:

【会社概要】
会社名 :株式会社株式会社チェンジウェーブグループ
代 表 :代表取締役社長 CEO 佐々木裕子
所在地 :東京都港区南青山2-26-32 セイザンⅠ1202
企業サイト:https://www.changewave-g.com/
企業の“当たり前”を問い直し、現場から変化を生み出す力が生まれた「変革カレッジ第1期」。
働き方が多様化する今、実証実験を通じて組織をより良くする試みは、幅広い企業にとって学びとなる取り組みです。
第2期の募集も始まり、次の変革リーダーがどのような挑戦を見せてくれるか、注目が集まります。


