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【RanRun「働く」を考える】ニューインデックス株式会社2

日本を元気にしたい! ニューインデックス/ 津田武氏

キャリアアップ 2018/10/10

「『あったらいいな』をITで実現」をキャッチコピーにWeb制作やメディア運営を事業展開しているニューインデックス株式会社の津田武社長へのインタビュー後編。「ガクセン」の登録基準や自社で採用する学生像のこと、就活へのアドバイスなど、学生スタッフがより突っ込んだインタビューをさせていただいた。

 

―日本を元気にしたい

平成元年、企業の時価総額ランキングトップ50のほとんどが日本の企業だった。
平成30年、日本は35位に1社入っているだけになった。
注目すべきは時価総額の金額自体が違うこと。
GAFAM(Google, Apple, Facebook, Amazon, Microsoft)の5社の時価総額が4、500兆円で、日本のGDPと同じくらいになる。
これに中国のテンセントとアリババを含めた7社が時代を席巻するだろうと言われており、なぜここに日本が入らないのかと津田氏は悔しがる。
「もっと頑張ろうよ、日本」と話す。

特に日本経済を支える中小企業を支援したいと「ガクセン」を作った津田氏。
今まで優秀な新卒に出会えなかった企業が、最初からコンタクトできる仕組みを作ることで支援する。

 

―「ガクセン」に登録される学生像

限定された一握りの優秀な学生だけが掲載される新卒逆求人サイト「ガクセン」。
「学歴は重要だと思うけど、採用の基準になるわけではないので無視しています」と言う津田氏が求める優秀な学生像とは、「アクションを起こしているという子たち」。
やりたいことや夢を語る学生に、そのために具体的にやっていることを尋ねると、ほとんどの学生は何もやっていないと津田氏は指摘する。
津田氏が集める学生は「就職した時に指示待ち人間にならなそうな人」、つまり主体的に動けることが前提になる。
東大生でもアクションを起こしていなければNGになり、事の大中小は別としてアクションさえ起こしていれば無名の大学の学生でも登録ができる。
津田氏は、「ガクセン」は学歴に対する下克上を起こせるメディアと表する。

 

 

 

―企業が採用したい学生像

ニューインデックスの採用に関しても基本的には「ガクセン」を使い、適性検査2種類と面接による採用を行っている。
津田氏の評価ポイントを尋ねると、「一緒に働きたいか」「営業で仕事を取って来てくれそうか」「社員と仲良くなれそうか」など挙げ、適性検査も基準を設けていると話す。

津田氏は1000社以上の企業に、求める人物像を質問してきた。
結果は、
1位 行動力がある
2位 地頭力がある
3位 コミュニケーション力がある
4位 明るく素直な子
5位 理念・社風に合う子

なぜ、こういう人物が稼ぐ人になるのかを考えた時に、
・行動力が無ければ、仕事は生まれない
・地頭力が無ければ、顧客ニーズを考えることができない
・コミュニケーション力が無ければ、相手の考えやニーズを掴めずモノを売れない
・明るく素直でなければ、信頼が成り立たない
・理念、社風に合わなければ、他の社員とトラブルを起こす
などの答えを導き出した。

―学生のうちにやるべきこと

「アイデアを蓄えること」。
思いついたことは、夜寝る前だったとしても眠い目をこすりながらでもメモした方がいいと津田氏。
日頃からアイデアをメモする習慣をつけておくと、発想が豊かになると話す。
サークルやゼミなどで、自分で計画し実行してその結果が見られることをやってみる。
実行する時に気を付けなければならないのは、1歩2歩顧客や社会よりも先に行くと早過ぎてしまうこと。「常に半歩先、このスピード感が大事です」とアドバイスする。

そして、「冠(肩書)がなくても助けてくれる人脈を作る」。
冠を脱ぎ捨てた時に、どう生き抜くことができるか。
自分の所に居候していいよと言ってくれる友達と、冠を抜きにして付き合える友達や仲間は財産だとし、学生時代にそういった人脈を作ることが大切だと話す。
「あとは、時間とお金があればだけど旅行に行きまくるとか」と付け加えた。

 

―就活の秘訣

自分はこの業界でやるというものを持っていていいが、あえて規模の違う業種業界に行ってみることで視野が広がる。
ガクセン」の学生も、中小企業の経営者に会った時に、「B to Bでこんなにきらりと輝く企業があったんですね」とか、「考え方が変わりました」と言う学生が多いそうだ。
就活においても、100社受けて100社受かる人などいない。
能力の差ではなく、その会社で活躍できるわけではなかっただけで、他の会社でメチャクチャ活躍できる人もいる。

就活の秘訣セミナーで津田氏が話すテクニックを2つ伝授してくれた。

最終面接で「内定を出したら本当にうちに来てくれるの?」と確認をされた時に、内定を少しでも加速させてゲットしたいのであれば、「御社しかありません。今日、印鑑を持ってきましたので承諾書を今すぐください。印を押して帰ります」と覚悟を見せる。

人事部長は、100人採用のミッションに対し80人しか採用できなかった時に、20人足りないと矢面に立たされる人。就活生から裏切られまくっているため、「御社しかありません」と言ったとしても信用できなくなっている。
だから裏切らないという意思を行動で示せばいいと話す。
津田氏自身もこの方法で内定を獲得した経験があるそうだ。

もうひとつは、不採用の通知が来たとしてもその時にくじけないこと。
最終面接で意気投合していたのに落とされて悔しいと感じたら、落ちてからがチャンスだと思って電話一本かけることで人生が変わるかもしれないと言うのだ。
多くの学生は、覚悟を伝える工夫をしない。
自ら考え行動しない人は、結局指示待ち人間になってしまう。
イベントを企画して津田氏を講師に招くと、他のテクニックも教えてもらえそうだ。

今回のインタビューを通し、「行動力」の重要性を肌で感じました。
「ガクセン」に登録されている学生について話されていましたが、津田氏自身がお手本となる行動力で仕事をつかんだ方だと思います。
私たちは「やりたいことが決まっていない」「私にはそんな力がない」と思い込みがちです。
しかし、津田氏自身も学生時代は自分がどうしたいというのは決まっていなかったそうです。
いつもと違うことをやってみる、思いついたことを記録して実際に行動に移してみる、この「実行」を続けていくと、目指していたものができあがるということを勉強することができました。
ふと思いついたことを誰かに言ってみる、何も予定がない日に家にこもるのではなく少し外に足を伸ばしてみる、自分のできる小さなことから世界を広げていきたいと感じました。

 

インタビュー 池澤実幸(東京女子大学3年)
原慧理加(東京女子大学3年)
峯尾陽香(昭和女子大学4年)

 

 

<津田武氏プロフィール>

氏名 津田武 (つだたける)
生年月日 1978年12月5日
出身 三重県
現職 ニューインデックス株式会社代表取締役社長
株式会社ヤセル代表取締役社長
趣味 ヒトカラ、糖質制限
2001年に法政大学経済学部卒業。
渡米して2004年にUniversity of Dallas MBA卒業。
新日鉄ソリューションズ株式会社に入社。
2008年にニューインデックス株式会社を設立。

 

 

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