日本の少子高齢化という課題に向き合い、情報サービス事業を展開する「アクトインディ株式会社」の事業推進部門で女性管理職として活躍されている鎮目美代子氏に、学生時代のこと、仕事への向き合い方などを伺いました。
どのような学生生活を過ごされていましたか?
大学生くらいまでは割とおとなしい性格で、リーダーシップを取ってガンガン行くタイプではありませんでした。
大学に入って社会学を専攻したのですが、社会学はテーマが政治や家族、心理など学問の範囲が広くて、自分でテーマを選んで学ぶことができるので、勉強が凄く楽しくなりましたね。
ゼミの先生が「女性は結婚しても仕事は続けなければダメよ」といつも言っている先生だったので、ゼミ仲間みんなで影響を受けました。
生徒間で自分の意見を出し合ったり、先生とやりとりをしたりしながら、すごく成長したと思います。
社会調査の授業でアンケートを作ってインタビューをしたり分析したりするのが面白くて、「自分にすごく合っているな」と思ったことも新しい発見でした。
将来の仕事にしたいと思うようになり、マーケットリサーチ(市場調査)の企業を対象に就職活動をしました。
大学の社会調査や授業で学んだことが、今の仕事のベースになっていますね。
何度か転職をしていますが、リサーチは好きなので、今でも自分のキャリアを積むうえでの一つの軸になっています。
現在は事業推進の部署で仕事をしていますが、ユーザーのニーズや市場全体の動向を知るにもリサーチを含むマーケティングは重要なことです。
マーケティングをやってきてよかったと思います。

転職を経験されてきたということですが、アクトインディを選ばれた経緯は?
最初は新聞社系のリサーチ会社で10年くらい仕事をして、新しいことに挑戦したいと思ったタイミングで米国に本社がある外資系のIT企業から声をかけていただき、そちらで15年ほど仕事をしました。
日本の企業、外資のグローバル企業と経験をして、「次に全く新しいことをするならなんだろう」と考えた時に、ベンチャー企業という選択肢がありました。
アクトインディを選んだのは、純粋に「面白そうだな」と思ったことと、子育てをしながら仕事をしているのでその経験を活かせると思ったことがあります。
それに会社のWebサイトに温かみがあって、洗練されていない感じが逆に「いいな」と思ったことですね(笑)
「いいひと達がいっぱいいる」ことに惹かれました。
誰かのために何かやりたいという純粋な気持ちを持った人の集まりで、熱い人が多い社風に魅力を感じました。
真摯に「子供の未来」や「家族」のためにサービスを提供することに向き合っていて、自分もワクワクしながら新しいことに取り組めるように感じました。

新しいことに取り組むコツはありますか?
今まで自分がやったことのないことであっても、今までにチャレンジして乗り越えてきたことによる自信や自分の軸があることで、「できる」と感じられるようになってきます。
初めは大変ですが、覚悟の決め方次第だと思います。
目の前の仕事を一生懸命にやり続けていくと、ふっと息継ぎができる、息ができる瞬間があります。
その繰り返しで自分の軸を見つけていく。
それは業種や事業に関わらず、どの仕事でも共通していることだと思います。
現在の事業推進のキャリアは1年くらいしかありませんが、マーケティングをやってきた「経験値」があるから違和感はあまりありません。
アクトインディは現在0歳~9歳までを対象にしている事業を行っています。
私は上の子供がその年齢を過ぎていますが、過ぎているからこそ、その子育ての経験を活かして何かできるのではないかと思っています。
アクトインディのサービスを活用したことで、その子供がどう変わっていくのかを考えていくこともそうですし、その先の年齢の子供を対象にした事業展開をすることがあれば、それを考える時に私の経験が活きると思っています。
後編は、管理職としての心構え、子育てとの両立、学生へのメッセージへと続きます。
取材 RanRun学生スタッフ 峯尾陽香(昭和女子大学)
