TOPへ
「高校生のための“カラダのトリビア”講座」①

生理の悩みは我慢しなくていい。

ヘルスケア 2017/11/10

女性が一生のうちに迎える生理の回数は約450回と知っていますか?

「高校生のための“カラダのトリビア”講座」(主催 バイエル薬品株式会社)が10月22日、文化放送メディアプラスホールで開催されました。高校生に混じって、大学生であるRanRun学生スタッフも聴講させていただきました。

 

 

第1部は、産婦人科医 宋美玄先生による高校生のための女性の健康講座 「かがやきスクール」でした。

大人になるまでに知ってもらいたいカラダのこと

婦人科医の宋先生による「かがやきスクール」は、高校生を対象に大人になるまでに知っておきたいカラダのことについての講座でしたが、大学生でも知らない情報が満載。会場ではスイッチボタンによるアンケートを行い、その場にいる高校生のリアルな意見を把握することができました。

 

婦人科に行ったことある?

婦人科を受診したことはありますか?

「はい」と答えた人は10%で、9割の人は受診したことがないという結果になりました。

 

生理の悩みは婦人科で解決できることを知っていますか?

「知っている」は11%、「聞いたことはある」が51%、「知らない」が38%という結果に。

 

高校生が抱く婦人科のイメージは?

「抵抗がある」「恥ずかしい」「妊婦さんが行くところ」「女子高生には無縁」

そんな意見が多数出ました。

 

 

基礎体温を測っていますか?

自分の基礎体温を知ることが、自分のカラダを知る第一歩。

生理中は卵胞ホルモンと黄体ホルモンが分泌されます。

「このホルモンについて、どちらが良い悪いなどと言う人がいますが、どちらも必要で、いいところと悪いところの両方を兼ね備えています」と宋先生。

ホルモンのバランスが崩れることで起こる身体の不調。

基礎体温の変化で月経や身体のバランスを知ることができます。

基礎体温の測り方は、枕元に体温計を置いておき、目が覚めたら先ず体温を測る方法

がお薦めだそうです。

 

 

生理の回数が増え、女性特有の病気が増えている!

団塊の世代(1947年~1949年前後生まれ)の出産は1人平均6回。

今と比べ、初潮を迎える時期も遅く、15、16歳だったそうです。

生理が来る年齢になると直ぐに結婚、それから約3年間隔で出産をしていました。

それに合わせて長い授乳期間があります。

 

しかし現代では出産は多くても2~3回程度という家庭が多く、授乳期間は短く、併せて閉経も遅くなっています。

生理が始まるのが早い上に、妊娠している期間も短いため、昔とは比べ物にならないほど生理を迎える回数が多いのです。

回数にして約450回!この回数には流石に驚きました。

生理の回数が多ければ、それに伴う病気も増えてしまいます。

 

 

子宮筋腫という病気を知っていますか?

子宮にできる良性の腫瘍で、それ自体が生命を脅かすようなものではありません。
しかし主な症状に月経量が多くなることや生理痛などが挙げられます。

子宮内膜症もまた、過多月経や重い生理痛などの症状が主に挙げられる病気です。
女性アスリートに多いと聞きますので、スポーツ女子も意識しておきたいところです。
※参考記事 

 

宋先生のお話では、

・30分おきにナプキンを変えないといけない

・貧血をおこす

・レバーのような塊の出血のような症状が見られる

といった場合には過多月経の可能性があるので、婦人科の受診をお勧めしますとのことでした。

 

そもそも生理痛は、プロスタグランジンという物質が生理時に子宮の収縮を促して、生理の経血を外に排出する役割を果たす時に起こるものです。

陣痛の痛みもこのプロスタグランジンによって起こります。

このプロスタグランジンの量が多いと生理痛が強くなります。

 

生理痛は薬で解決できる!

生理痛を「個人差があるから仕方ない」「私は重いから仕方ない」「こういうものだ」などと思っていませんか?

実はその生理痛の悩みは薬で解決することができるのです。

前述の過多月経についても、婦人科医に相談して緩和することができるそうです。

仕方がないと我慢せず、辛い時には婦人科に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

宋先生の講座に参加して変わった!

講座の冒頭、「必要があったら婦人科を受診しますか?」というアンケートがありました。

「受診する」「我慢の限界が来たら受診する」と回答した人が合わせて62%でした。

講座終了後のアンケートでは87%に上がり、参加した高校生も婦人科に対するイメージが変わり、受診に前向きな姿勢に変わったようです。

参加した高校生に話を聞くと、

「ホルモンや女性の身体のことについて、知らなかったことが聴けてよかった」

「生理痛が酷かったので、とても参考になりました」

などの感想を話してくれました。

 

宋先生のお話を聞いて、生理の悩みは我慢しなくてもいいこと、基礎体温を知ることが大切だということをぜひ皆さんに知ってもらいたいと思いました!

 

 

 昭和女子大学3年 峯尾陽香

RanRun Social

RanRunのソーシャルネットワークは、スポーツ女子インタビュー、大会取材やイベント風景、告知などの情報をリアルタイムでお届けします。