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バイエル カラダのミカタ 高校生シンポジウム2017 レポ②

「自分だけの色を磨く」澤穂希さん登壇

ヘルスケア 2018/01/15

12月17日に開催された「バイエル カラダのミカタ 高校生シンポジウム 2017」(主催 バイエル薬品株式会社)の第二部は、サッカー界のレジェンド澤穂希さんが登壇。「ここぞというときに最大限の実力を発揮するために大切なこと」をテーマに、アスリートとして女性として、夢を叶えるための健康管理について講演をされました。2017年1月に出産され一児の母となった澤さんは、「子育ては本当に楽しい。日々感動しています」とアスリートとは全く別の笑顔を見せていました。

 

こんにちは。学生スタッフの大杉瑠里です。

「バイエル カラダのミカタ 高校生シンポジウム」にゲスト登壇された澤穂希さんがお話しされたことをスポーツ女子の皆さんにシェアしたいと思います。

ぜひ、参考にしてください!

 

 

チームメートは良きライバル!

なでしこジャパンのキャプテンとしてチームをリードしてきた澤さん。

サッカーはチームスポーツなので苦しい時も一人ではないと言い、自分が苦しい時はチームメートも苦しいと考え、仲間に助けられたり、自分が仲間に声をかけたりしながら、みんなで頑張ってきたと言います。

 

また、チームメートは仲間であり良きライバルでもあるという澤さん。

ライバルは自分を成長させてくれる存在だと言い、自分に無いものを持っているチームメートを認めることは、リーダーシップを発揮するうえで大切なことだと話します。

現役時代には、常に相手の良いところを認めて尊重していたと話していました。

 

 

苦手なことやプレッシャーは克服しない?

いくつもの大舞台で戦ってきた澤さんですが、人はなんでもできるわけではないので、自分の長所を最大限に活かすようにしたと言います。

自分が他人に負けないことを伸ばすことでチームに貢献するという考え方は、参考になります。

また、人は誰かと比べがちですが、自分だけの色(長所)を磨くことが大事ですと話していました。

 

食べ物が体を作る!

食事面では、食べ物が体を作ると考え、しっかり栄養を摂るようにしていたと言います。

野菜や肉、魚をバランスよく摂取し、試合前は炭水化物、試合後はたんぱく質を摂るなど意識していたそうです。

「食べることが力を出し、食べないと頭も機能しません」と澤さんは話していました。

 

 

20歳から基礎体温を測っていた!

排卵日はじん帯が緩みケガが多くなると聞いた澤さんは、基礎体温を測ることで排卵日を把握していたと言います。

また、将来の結婚や妊娠に備えて、アスリートとしてのみならず、常日頃から女性の健康にも細心の注意を払い、実践していたそうです。

先のことを考えて早めに準備することの大切さについてお話されていました。

 

澤さんは大学2年生の時に、アメリカのサッカーリーグに移籍するために、大学を中退しました。

アメリカは10代から婦人科に行く習慣があるのですが、そういう習慣を持たない澤さんは、婦人科医にアポが入っていたのに行かなかったため、チームドクターに怒られてしまったそうです。

帰国してから産婦人科に行こうと思ったものの、ためらいがあってお母さんに一緒に行ってもらったそうで、「最初は勇気がいりましたが、慣れるから大丈夫です」と笑います。

 

澤さんは現役時代に、低用量ピルを服用するようになりました。
特に生理痛などの症状がひどかったわけではありませんが、ピルの服用によって生理のタイミングを把握できるようになり、大変助かったそうです。
大事な試合や大会期間中に生理日が被ると、パフォーマンスにも悪影響が出てしまうためです。

ピルに関しては、代表チームの海外遠征に帯同したチームドクターからそのメリットやデメリットを教えてもらい、「ちゃんと理解をして納得した上で、服用を始めました」と澤さん。
ピルの服用を始めた頃は、事前にドクターから聞いていたとは言え、不正出血があったり、わからないことがあったので、その都度、代表チームのドクターに相談をしたそうです。
ドクターも忙しい中、24時間以内には、返答をくれたそうで、そのスピード感にとても助かったと言います。
今でも複数のホームドクターに相談しながら、セカンドオピニオンも活用されているのだそうです。

 

 

迷った時はやってみる!

何事にも不安はつきものだが、迷うということは「やりたい」ということという澤さん。
やらないで後悔するよりは、やって後悔したほうがいいと思い、チャレンジしてきたと話します。

その時選んだ道が自分のベストだと言い、失敗してもそれは必ず自分の糧になるので、なんでもチャレンジして欲しいと話します。

 

「毎日が夢へと続く特別な日」

目標を達成するには、乗り越えなければならない壁がたくさんあり、そのためにはたくさんの努力をしなければならないと話す澤さん。努力した分だけ、達成感はすごく嬉しいものになると言い、「夢に向かって全力でやって欲しい」とエールを送りました。

 

 

 

会場からの質問で澤さんが憧れる女性について尋ねられると、「自分らしく輝いている人は素敵です。こうなりたいという夢に向かって頑張っている人はキラキラしています。そういう女性に憧れます」と答えていました。

 

 

「健康でなければ好きなことはできません」

そのためには、自分のカラダを知ることが大事と話す澤さん。

このシンポジウムの実行委員へメッセージを贈りました。

 

健康は自分の責任において実践するもの、健康を大事にしてください。

そのためには、カラダについて正しい知識と認識を持つことが重要です。

正しい知識を学び、身近な人たちと共有しようとするみなさんの活動は、素晴らしいことです。

 

実行委員の高校生に感想を聞くと、澤さんの「一度決めたことはやりきりたい」という言葉に、自分も色々なことにチャレンジし続けていきたいし、心と体を大切にして、年下の子や周りの人にアドバイスができるようなりたいと思いますと話してくれました。

 

私は澤さんのお話を聞き、芯の強さや夢に向かってひたむきな姿にとても感動しました。
また、生理の時は周りに知られないようにしていたというお話や、産婦人科に行くのが最初はためらいがあってお母さんに一緒に行ってとお願いしたというお話は、スーパースターであっても女性として感じることは同じなんだと思いました。

私自身、将来スポーツ栄養に関わりたいと思っています。一流選手の「食」への意識の高さを肌で感じることができ、貴重な機会となりとても勉強になりました。

 

取材 昭和女子大学3年 大杉瑠里

 

 

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