はじめまして。RanRunスキルアップ講師の原律子です。
就活のためのスキルアップを目指した「ビジネスマナーの基本」をお話ししていきます。
学生が登場するトレーニング動画もありますので、最後までご覧くださいね。
就活の最強武器は「健康的な笑顔」
若い女性の健康的な笑顔は、本当に輝いています。
私は、就活セミナーで笑顔のトレーニングをすることがありますが、どの人の笑顔もとてもチャーミングで、眩しいくらいです。
でも、普段は自分の魅力に気付いていないのか、無愛想、曖昧な恥ずかしそうな表情が多く見られます。
あーもったいない!
そう言うと、「楽しくないのに笑顔になんてなれない」という声が聞こえてきそうです。
いえいえ、ビジネスの場面では、笑顔は作るものなのです。
それには、意味があるから…
ビジネスの場面では、笑顔は作るもの
自分で意識して笑顔を作ることで、明るい人、信頼できる人、自信がありそうな人等の印象を与えることができます。
また相手に対して、「私はあなたを敵だと思っていません。好意を持っていますよ」という気持ちを伝えることができ、人間関係を円滑にする効果もあります。
笑顔で話かけられて嫌な気持ちになる人は、いませんよね。
笑顔を作るポイントは、口角を上げる
笑顔を作るポイントは、目元と口元だと言われています。
基本は、スマイルマークのイメージです。
中でも特に大切なのは口元です。
唇の両端を「口角」と言いますが、ここをキュッと横に引っ張って、スマイルマークのように、頬を上げるイメージ。
さらに、上の前歯を少し見せると、明るく健康的な印象になります。
目元も、スマイルマークのように、目尻を柔らかくします。
笑顔でコントロールするピンボールゲーム
スイスのある健康保険会社は、お客様に笑顔で健康になってほしいと、広告宣伝の一環として、「スマイルボール」というピンボールゲームを作ったそうです。
ピンボールはゲームセンター等にある箱型のゲームで、レバーを使って球を落とさないように打ち返し、ターゲットに当てて得点を得るというものです。
このレバーの代わりに顔の表情を感知するカメラを取り付け、笑顔をカメラが捉えると機械が反応してボールをはじくという仕組みにしたのです。
右の口角を上げると右側のバネが上がり、左の口角を上げると左のバネが動いてボールを弾きます。
みんなゲームに夢中になっているうちに、笑顔トレーニングができるというわけです。
とても楽しそうなゲームですね。
それに、口角を上げた表情が笑顔だと認識されるのは、海外でも同様なんですね!
*参考 AdGang 「Smile ball」
最後にもう一度、口角上げて行こう!
このように話してくると、スポーツ女子の皆さんは思い当たることがあるでしょう。
試合で苦しい時、あえて笑顔を作って元気を出しませんか?
ビジネスの場面でも同じです。
私も、緊張している時、時間に追われている時、疲れている時…厳しい状況の時こそ、意識して口角をキュッと引き上げて、柔らかな余裕のある表情を作ります。
そうすると、表情に合わせて自然と気持ちも落ち着き、自信が出てくるように感じます。
就活時には、口角引き上げパワーを信じて、皆さんも実践してみて下さい。
<動画出演協力> 関東学院大学剣道部
講師紹介

原 律子
フリーアナウンサー/日本女子大学文学部国文学科卒
学生時代は、山登りに熱中したスポーツ女子
テレビ、ラジオの局アナ、シンガポール日本語放送局DJを経て、現在、企業研修講師、イベントMCなど
♪モチベーションを上げる曲は、ルイ・アームストロング/ What a wonderful world