美しい肌を保つためには、からだを作るもとになるたんぱく質と、肌の潤いを保つビタミンAとC、血行を促進して代謝を活性化するといわれるビタミンEを摂ることが大切です。
今回使用したかぼちゃは、体内でビタミンAに変わるカロテン・ビタミンC・ビタミンEを一度に摂れる食材です。肌のつやとハリは、その人の栄養状態と健康状態を反映するといわれています。ぜひお試しください。
鶏肉と野菜のチーズ焼き ★調理時間20分
★材料(2人分)
・かぼちゃ・・・200g
・鶏ひき肉・・・150g
・キャベツ・・・100g
・スライスチーズ・・・3枚
・ごま油・・・小さじ1
・めんつゆ(3倍濃厚)・・・小さじ1
・白すりごま・・・少々
★作り方
1.かぼちゃは薄切りにする。キャベツはざく切りにする。
2.かぼちゃを耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジで4分間加熱する。
3.フライパンにごま油を熱し、鶏ひき肉とめんつゆを加え、火が通ったらキャベツを入れて軽く炒める。
4.2からかぼちゃを半量取り出しておき、残ったかぼちゃの上に3を重ねて、その上に残りのかぼちゃとチーズをのせ、電子レンジで3分間加熱する。
5.白ごまをふりかける。
*栄養成分*
エネルギー 309kcal 炭水化物 24.5g
たんぱく質 26.0g 食塩相当量 1.2g
脂質 11.7g
★監修コメント★
厚生労働省の定める女性の健康週間にちなみ、スポーツ女子の美容と健康に役立つレシピをご紹介します。東洋医学の一説によると「皮膚は内臓の鏡」なのだそうです。これは、胃腸の調子が良くない時やビタミンやミネラルが不足した時、肌の潤いやツヤに変化が現れやすいからだといわれています。
今回のレシピで紹介した美肌に役立つカロテン・ビタミンC・ビタミンEは、かぼちゃ以外の緑黄色野菜や果物類など、色鮮やかな植物性食品に多く含まれています。見た目にカラフルな食事を心がけることで、内側から美しい肌を作りましょう。
♪アレンジ+α
鶏ひき肉を炒めるときにおろししょうがをプラスすると、肉の臭みが消えるだけでなく、身体をあたためて代謝を促進する効果が期待できます!
<レシピ考案>
渡邉 桜也香/東京家政大学 栄養学科/スポーツ栄養研究会 部員
<指導>
大畑 瞳/東京家政大学 ヒューマンライフ支援センター 栄養士
<監修>
内野 美恵/東京家政大学 ヒューマンライフ支援センター准教授/管理栄養士 公認スポーツ栄養士