• 月. 7月 8th, 2024

むくみ解消!便秘改善!女子に嬉しい「もずく」のアレンジレシピ

猛暑日が続いていますが、体調管理はできていますか?
今回ご紹介するのは、海藻の「もずく」です。
もずくには、あまり知られていない減塩効果や便秘改善効果があります。
そのまま食べるイメージが強いですが、実はアレンジの幅が広いのもポイント!
海藻加工専門メーカーの株式会社トリトンフーヅから、「もずく」を使った王道レシピからユニークなレシピまで、いろいろご紹介いただきました。
「もずく」との新たな出会いがあるかもしれません。

もずくには女子に嬉しい効果がたくさん。

むくみ解消!減塩効果
国が推奨する1日当たりの食塩摂取量は男性7.5g未満、女性6.5g未満とされていますが、平均して10gほどの食塩を摂っている人がほとんど。
トリトンフーヅの研究によると、“フコイダン”という水溶性食物繊維が豊富に含まれている「もずく」には、優れた排塩効果があります*1。
体の中の余分な食塩は、フコイダンなどの水溶性食物繊維の吸着によって糞便とともに体外に排出されます。
ちなみに余分な食塩だけ排出しますので、食塩過多ではない人が「もずく」を摂取しても、必要以上に排出されることはないのでご安心を!

お通じスッキリ!便通改善
もずくに含まれる水溶性食物繊維であるフコイダンの摂取が、便秘傾向者の便秘を改善することが報告されています*2。
フコイダンが腸内の善玉菌のエサとなって、腸内環境を整えてくれるので便を柔らかくし、スムーズな排便を促してくれます。
海藻に含まれる水溶性食物繊維は、体内でゲル状になるため、最も善玉菌のエサになりやすいと言われています。

参考文献
※1:吉積一真ら, 薬理と治療 49(8), 1273-1280 (2021)
※2:友利誠ら, 薬理と治療 44(11), 1621-1626 (2016)

もずくを効果的に摂るために、知っておきたい食べ合わせ
もずくは体に良い食材ですが、食べ合わせが不適切だと逆効果になることもあります。
ここでは、もずくと相性の良い食べ合わせと良くない食べ合わせの例をいくつか紹介します。

OK食べ合わせ
【もずく×味噌汁やお吸い物】
もずくをみそ汁や吸い物に入れるとフコダインが溶け出して、体内に摂り入れやすくなります。
長芋などを加えるとさらに食物繊維が摂れて腸内環境アップにつながります。
【もずく×酢の物】
酢はもずくとの相性が抜群で、体の代謝を活性化し、脂肪や糖分の燃焼を促進する効果があります。

NG食べ合わせ
【もずく×牡蠣】
もずくは食物繊維を豊富に含んでおり、一方で牡蠣は亜鉛が豊富です。
この2つを同時に摂取すると、食物繊維が亜鉛を体外に排出し、摂取した亜鉛が上手く吸収されない可能性があります。

ダイエット中でも罪悪感なく食べられちゃう「もずく餃子」

ヘルシーなのにお腹いっぱいになる新しい餃子です。もずくと野菜のシャキシャキ感が絶品!
<材料>4人分
豚ひき肉200g/キャベツ150g/ニラ50g/完熟もずく200g/おろしにんにく10g/おろししょうが10g/餃子の皮(大判)30枚/食塩4.5g/濃口しょうゆ小さじ1/オイスターソース大さじ2分の1/料理酒大さじ1.5/鶏ガラスープ
(顆粒)大さじ2弱/片栗粉大さ1.5/ごま油大さじ1/なたね油大さじ

<作り方>
①キャベツはみじん切り、ニラは小口切りにする。
②ボウルにひき肉、食塩、濃口しょうゆ、オイスターソースを加え手でよく捏ね、肉に粘りを出す。
③料理酒と鶏ガラスープの素を加え、更によく捏ねる。
④次におろしにんにく、おろししょうが、キャベツ、ニラ、ざっくり切ったもずくを加え混ぜる。
⑤片栗粉を加え混ぜ、更にごま油を加え混ぜたら餃子のたねの完成。
⑥皮1枚に対し25g程度のたねをのせ、包んでいく。
⑦フライパンに油を引かずに餃子を置き中火にかける。
⑧フライパンが温まったら、餃子が1/3ほど浸る程度の湯を加え、蓋をして湯が無くなるまで蒸らす。
⑨蓋を外し、サラダ油を回しかけ焼き色がついたら完成。


お酢や砂糖、塩がなくても もずく酢でマリネが作れます「もずく酢でジェノベーゼ食べるマリネ」

ヘルシーなのにお腹いっぱいになる新しい餃子です。もずくと野菜のシャキシャキ感が絶品!
<材料>2人分
三杯酢もずく1カップ/真ダコ(ゆで)40g/きゅうり30g/おくら30g/赤玉ねぎ30g/オリーブオイル4g/レモン果汁2g/黒コショウ1

<作り方>
①タコを小さく切る。きゅうりと皮をむいた赤玉ねぎはダイスカットする。
オクラはボイルして小口切りにする。
②ボウルにもずく、オリーブオイル、レモン果汁、黒コショウを入れ、泡立たないように混ぜ合わせる。
③そこに①でカットした食材を入れ、和える。盛り付けたら完成。


ころんとかわいい「もずくご飯で鰻の手まり寿司」

土用の丑の日にぜひお試しいただきたいのがこちら!見た目もかわいくお子さまとも一緒に作れるもずくのてまり寿司です。
<材料>2人分
雅もずく1カップ/温かいご飯300g/鰻の蒲焼(市販)1串または60g/大
葉1枚~/紅ショウガ適量/ガリ適量/小葱適量/厚焼き玉子(お好み)

<作り方>
①鰻の蒲焼は串から外し8~9等分に正方形に切る。
②ガリは細かく刻み、紅ショウガは汁気を切って1mm程度に切っておく。
③大葉は縦半分に切る。
④小葱は4~5cmの小口切りにする。
⑤ボウルで温かいご飯ともずくをざっくりと混ぜ合わせ、8~9等分にする。
⑥ラップを広げ中央に鰻を置き、④のご飯を乗せてラップを絞って形を整える。
⑦そのうち2つは鰻を置いた後に大葉を置き、その上からご飯を乗せて、⑥同様に形を整える。
⑧完成したものにお好みで紅ショウガやガリ、小葱を乗せたら完成。

もやしがりんごに?!「モップルパイ」

まさかの組合せ!これが意外とイケるんです♪
<材料>4人分
完熟もずく200g/もやし200g/砂糖60g/レモン汁15g/バター10g/シナモンパウダー1g/パイ皮200g(2枚)/卵黄20g(1個)

<作り方>
①冷凍パイ生地は1枚を6等分にし、常温に戻しておく。オーブンは180℃で予熱にかけておく。
②もずくともやしはそれぞれ水気を切り、ざく切りにしておく。
③耐熱ボウルに②のもやしともずく、砂糖を入れ、上から軽くラップをかけ、電子レンジ600wで2分加熱する。
④電子レンジから取り出し、ラップをはがし、レモン汁、バター、シナモンを加え、まんべんなく混ぜる。
⑤パイ生地を麵棒で縦横9㎝くらいの正方形にのばし、④の具を真ん中に置く。パイ生地の四隅を持ち真ん中に集め、四隅がほどけないようにしっかりとねじる。
⑥鉄板にクッキングシートを敷き、パイ生地を並べる。(12個一気に焼く場合は2段に分ける。)⑦パイ生地の表面に溶いた卵黄を刷毛で塗り、180℃20-25分焼いたら完成。