豆乳に含まれる大豆由来のたんぱく質は満腹感が持続しやすく、ダイエットの強い味方になる食材です。その他、コレステロールの低下や女性ホルモンを整えるはたらきがあるといわれる大豆イソフラボンも含まれており、女性の美容や健康に効果が見込まれるレシピになっています。今回は黒蜜&きな粉、いちごジャムを使用しましたが、ジャムの種類を変えるなどでアレンジをすると色々な味を楽しむことができます。簡単なのでぜひ作ってみてください!
【豆乳ババロア】
材料(110mlカップ8個分)
・無調整豆乳・・・150ml
・生クリーム(植物性)・・・200ml
・上白糖・・・60g
・粉ゼラチン・・・10g
・卵黄・・・2個
(A)
・いちごジャム・・・30g
(B)
・黒蜜・・・大さじ1
・きな粉・・・大さじ1
作り方
1. ゼラチンに水大さじ5(分量外)を加えてふやかしておく。
2. 鍋に卵黄を入れて溶きほぐし、上白糖を加えてよく混ぜ、豆乳を加えて伸ばす。
3.2を弱火にかけて上白糖を溶かしたら火から下ろし、1を加えて溶かし、ボウルに移して氷水で冷やし、粗熱を取る。
4.別のボウルに生クリームを入れて泡立て、半分に分けてそれぞれ(A)と(B)を加えて混ぜる。
5.3を半分に分けて4をそれぞれ加えて混ぜ、カップに入れて冷蔵庫で冷やし固める。
6.お好みで生クリームなどをトッピングして完成!
*栄養成分*
(いちご味1個分)
エネルギー 289kcal
たんぱく質 6.6g
脂質 18.3g
炭水化物 24.1g
食塩 0.3g
(黒蜜きな粉味)
エネルギー 299kcal
たんぱく質 7.9g
脂質 19.1g
炭水化物 20.7g
食塩 0.3g
+αアレンジ
卵黄をなくし、さらにゼラチンをアガーに変えることで、動物性食品を使用しない「ビーガン」対応レシピにもなります。
【簡単りんごのジンジャーケーキ】
(A)材料
・りんご・・・1/2個
・無塩バター・・・30g
・砂糖 大さじ3
・バター・・・70g
・砂糖・・・大さじ2
・卵・・・1個
・ホットケーキミックス・・・200g
・生姜(チューブ) ・・・大さじ1
下準備
・バターは室温に戻す。
・りんごは皮をむいて1cm角に切る。
・オーブンを180℃に予熱する。
作り方
1.耐熱容器に(A)を入れ、ラップをして500wの電子レンジで3分間加熱し、一度取り出して軽くかき混ぜ、再度電子レンジで2分間加熱する。
2.ボウルにバターを入れ、クリーム状になるまでかき混ぜたら砂糖大さじ2を加え、白っぽくなるまでよく混ぜる。
3.2に卵を加えてよく混ぜ、ホットケーキミックスを加えて軽く混ぜた後、1と生姜を加えてさっくりと混ぜ合わせる。
4.3をパウンドケーキ型に流し込み、3回程落として空気を抜き、オーブンで30分から40分焼く。
5.竹ぐしを刺して、生地がついて来なければ完成!
*栄養成分*(1/8切)
エネルギー 246kcal
たんぱく質 3.6g
脂質 12.5g
炭水化物 29.1g
食塩相当量 0.3g
+αアレンジ
より手軽に作りたい時は、りんごをジャムや果物の缶詰に変えても美味しいです♪
甘いスイーツが食べたくなる時はありませんか?作り始めてから完成まで1時間でできるのに見栄えのする、簡単でおいしいケーキレシピです。
補食としてトレーニングの合間に食べるのはもちろん、かわいらしくラッピングして、お友達や大切な人へのホワイトデーなどのプレゼントにもいかがでしょうか?
監修コメント
今月の学生は、ホワイトデーの時期に合わせて「誰かにプレゼントしたくなるスイーツ」を考えました。アレンジ次第で動物性食品を一切摂取しない完全菜食主義者であるビーガンの方にも召し上がっていただける「豆乳ババロア」は、まろやかな口当たりとこっくりとした豆乳の味わいが特徴の和を感じる一品です。
「簡単りんごのジンジャーケーキ」は、ピリっとした生姜のスパイシーな味わいがアクセントとなり、ホットケーキミックスを使った手軽さからは想像できないような本格派スイーツに仕上がっています。
たんぱく質に富み、さらにイソフラボンを含む豆乳や、体を温めるはたらきのある生姜を使った、自分自身のご褒美としてはもちろん、スポーツ女子へのプレゼントとしても喜ばれる思いやりのあるレシピになりました。
<レシピ考案>
新井歩美/東京家政大学 栄養学科 スポーツ栄養研究会
平井花歩/東京家政大学 栄養学科 スポーツ栄養研究会
<指導>
大畑 瞳/東京家政大学 ヒューマンライフ支援センター 栄養士
<監修>
内野 美恵/東京家政大学 ヒューマンライフ支援センター准教授/管理栄養士 公認スポーツ栄養士