• 水. 5月 8th, 2024

残暑で食欲のあまりない9月でも、のどごし良くおいしく食べられる一品です。オクラやしょうが、きのこで夏らしさ秋らしさを彩りよく取り入れました。

【豆腐のとろとろ炒め丼】 調理時間30分

材料(2人分)
・たまねぎ・・・1/4個
・にんじん・・・1/2本
・えのきだけ・・・1/2袋
・サラダ油・・・大さじ1
・絹ごし豆腐・・・1/2丁
・オクラ・・・4本
・豚ひき肉・・・100g
・しょうが・・・1片

〈A〉
 ・顆粒和風だし・・・小さじ1
 ・しょうゆ・・・小さじ1
 ・みりん・・・小さじ1

〈B〉
・片栗粉・・・小さじ2
・水・・・250ml

・ごはん・・・2人分
・糸唐辛子・・・お好みで

下準備
・しょうがはすりおろす。
・〈B〉を加えて混ぜ、水溶き片栗粉を作る。

作り方
1.たまねぎはくし切りに、にんじんはいちょう切り、えのきだけは3cm長に切り、サラダ油を熱したフライパンで炒めて取り出す。

2.絹ごし豆腐は2cm角のさいの目切りに、オクラは5mm幅の輪切りにする。

3.豚ひき肉 ・すりおろしたしょうがの半量をフライパンで炒め、豚ひき肉に火が通ったら、1・〈A〉・残りのすりおろしたしょうが・〈B〉を加えて弱火で加熱する。

4.2の絹ごし豆腐・オクラを加えて混ぜ、とろみがついたら沸騰直前で火を止める。

5.器に温かいごはんをよそい、上から4を盛り付け、お好みで糸唐辛子を添える。

*栄養成分(1人当たり)*
 エネルギー 468kcal                炭水化物  55.6g
 たんぱく質 19.6g                  食塩相当量  1.3g
 脂質    18.3g

監修コメント
いちょうの木に銀杏が実り、涼しげな空気に秋の訪れを肌で感じる頃になりました。
季節の変わり目は、心身だけでなく、胃腸などの内臓も疲労しやすい時期といわれています。絹ごし豆腐や豚ひき肉を使用することで、たんぱく質も摂りつつ、しょうがの風味が豚ひき肉の臭みを消し、とろとろとした食感と合わさってほっとする味わいが体を温めます。オクラのねばねばした成分であるムチンは胃腸の粘膜を保護し、弱った胃腸を労わります。

<レシピ考案>
上田 美輝/東京家政大学 家政学部栄養学科

<レシピ監修>
田渕 千晶 /東京家政大学 ヒューマンライフ支援センター栄養士
内野 美恵 /東京家政大学 ヒューマンライフ支援センター准教授/ 管理栄養士 公認スポーツ栄養士