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「腸にいい」は人によって逆効果?腸活女子の約3割が感じた“おなか不調”と、医師が注目する新常識

ヨーグルトや発酵食品、食物繊維など、“腸にいい”とされる食品を積極的に取り入れる「腸活」。
一方で、「腸活をしているのに、かえっておなかの調子が悪くなった」という声もあります。
野村乳業株式会社が実施した調査では、食品による腸活を行った人の約3割が、おなかの不調を感じた経験があることが明らかになりました。

実はその背景に、「FODMAP(フォドマップ)」と呼ばれる糖質の存在が関わっている可能性があるといいます。
腸活の“落とし穴”と、医師が注目する「低FODMAP食」の考え方について、調査結果から見ていきます。

調査概要:「腸活している人のおなかトラブルの実態と医師が注目する“低FODMAP食”の重要性」に関する調査
【調査期間】2025年11月28日(金)~2025年12月1日(月)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,015人(①608人/②407人)
【調査対象】調査回答時に➀食品で腸活をしたことがある男女/➁消化器内科医と回答したモニター
【調査元】野村乳業株式会社(https://www.nomura-milk.co.jp/
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

正しい腸活のつもりが逆効果?腸活実践者の約3割が『おなかの不調』を感じた経験

「食品による腸活を行っていて、おなかの不調を感じたこと」について尋ねたところ、『とてもある(8.9%)』『ややある(26.0%)』『あまりない(44.1%)』『まったくない(21.1%)』と続きました。

約3割の方が『とてもある』『ややある』と回答しており、腸活食品が原因で不調を感じている方が一定数いることが明らかとなりました。
一方で『あまりない』『まったくない』と答えた方が約7割を占めています。
このことから、腸活を実践しているものの、過敏性腸症候群(IBS)の兆候に気づいていない可能性もあります。

女性に多かったのは「おなかの張り」

「食品による腸活を行っていて、どのようなおなかの不調を感じたか」について尋ねたところ、以下のような結果になりました。

▪️男性
『下痢(63.1%)』
『便秘(33.3%)』
『おなかが張る・ガスがたまる(腹部膨満感)(28.8%)』

▪️女性
『おなかが張る・ガスがたまる(腹部膨満感)(56.4%)』
『下痢(51.5%)』
『便秘(40.6%)』

男女で不調の傾向に違いが見られました。
女性では『おなかが張る・ガスがたまる(腹部膨満感)』が最も高く、次に『下痢』『便秘』が続きました。
女性は腹部膨満感が過半数を超えており、腸内フローラやホルモンの影響を受けやすい特性が関係していることがうかがえます。
また、便秘や下痢も高い割合を占めており、腸内環境が不安定な女性が多くいることがわかりました。

FODMAPとは?腸活食品は選ばれているのに“正しい知識”が広まっていない現状

腸活にどのような食品を取り入れているのでしょうか。

▪️男性
『乳製品(ヨーグルト等)(87.9%)』
『豆類(納豆、豆乳、豆腐、味噌等)(69.3%)』
『発酵食品(キムチ、漬物、味噌等)(52.9%)』

▪️女性
『乳製品(ヨーグルト等)(84.8%)』
『豆類(納豆、豆乳、豆腐、味噌等)(71.2%)』
『発酵食品(キムチ、漬物、味噌等)(66.9%)』

腸活対策として、男女ともに「乳製品」を最も多く取り入れており、腸に良い影響を与えるとされるヨーグルトなどが人気であることが明らかとなりました。
また、「豆類」や「発酵食品」も多く取り入れられており、これらは腸内環境を整える効果が期待されます。
特に女性は「発酵食品」を多く選んでおり、腸の健康に対する意識が高いことがうかがえます。

「腸にいい食品」でも合わないことがある?

カギとなるのが「FODMAP」
一般的に腸に良いとされる食品の中には、小腸で消化・吸収されにくい糖質「FODMAP」を含むものがあります。
これらは人によっては、腹痛や下痢、便秘、腹部の張りといった不調につながることがあり、過敏性腸症候群(IBS)の一因になる可能性も指摘されています。

腸活を行っている男女と消化器内科医の両方に対して、FODMAP(フォドマップ)という言葉や概念の理解度についてうかがいました。

▪️消化器内科医
『内容までよく知っている(78.6%)』
『聞いたことはあるが、内容はわからない(18.9%)』
『聞いたことはない(2.5%)』

▪️食品で腸活をしたことがある男女
『聞いたことはない(78.3%)』
『聞いたことはあるが、内容はわからない(16.3%)』
『内容までよく知っている(5.4%)』

医師の約8割は知っている一方で…

腸活実践者の約8割が「FODMAPを知らない」現実
消化器内科医を対象にした調査では、約8割がFODMAPについて「内容までよく知っている」と回答。
一方、食品で腸活をしたことがある男女では、約8割が「聞いたことがない」と答え、医師と一般の腸活実践者との間に大きな認知ギャップがあることが分わかりました。

医師も注目する、過敏性腸症候群(IBS)対策の「低FODMAP食」とは

「過敏性腸症候群(IBS)の症状はどのような原因によって引き起こされると考えるか」について尋ねたところ、『高FODMAP食品の摂取(食物繊維等、発酵性糖質の不適合・過剰摂取)(55.5%)』が最も多く、『強いストレス(54.6%)』『自律神経の乱れ(38.3%)』と続きました。

過敏性腸症候群(IBS)の原因として、過半数の医師が『高FODMAP食品の摂取』を挙げており、FODMAPの過剰摂取が腸内環境に悪影響を与え、IBS症状を引き起こす要因となることが示されました。また、ストレスや自律神経の乱れも原因として挙げられており、これらが複合的に作用することでIBSを引き起こす可能性が高いと考えられます。

「過敏性腸症候群(IBS)の可能性のある患者の食事指導をする際、FODMAP(小腸で消化・吸収されにくい糖質を含む食材)の概念を意識していますか」について尋ねたところ、『とても意識している(42.5%)』『やや意識している(51.1%)』『あまり意識していない(5.2%)』『まったく意識していない(1.2%)』と続きました。

IBS患者への食事指導において、約9割の医師がFODMAP食の重要性を認識していることが明らかとなりました。
しかし、ごく少数の医師がFODMAPの概念を意識していないことも示されており、FODMAPの認識は確実に広まりつつありますが、依然として認知度に差があることがうかがえます。

過敏性腸症候群(IBS)の方が低FODMAPを意識することにより、どのような変化が期待できるのでしょうか。

「過敏性腸症候群(IBS)の方が低FODMAPを意識することにより、どのような変化が期待できるか」について尋ねたところ、『おなかの調子を穏やかに保ち、健やかな状態を目指せる(58.5%)』が最も多く、『過敏性腸症候群(IBS)の症状による不快感を減らす(47.7%)』『食後のガスや膨満感といった違和感を軽減できる(39.3%)』と続きました。

IBS患者に対して低FODMAP食を意識することで、約6割が『おなかの調子を穏やかに保ち、健やかな状態を目指せる』と回答し、低FODMAP食がIBS症状の改善に繋がる可能性が示されました。
さらに、IBSによる不快感の軽減や食後のガス、膨満感の改善が期待されており、低FODMAP食が患者の生活の質を向上する可能性が高いことが明らかとなりました。

過敏性腸症候群(IBS)に悩む方へ低FODMAPの商品をどのくらい勧めたいと思うかについて、うかがったところ、「過敏性腸症候群(IBS)に悩む方へ低FODMAPの商品をどのくらい勧めたいと思うか」について尋ねたところ、『とても勧めたい(47.2%)』『やや勧めたい(47.2%)』『あまり勧めたくない(3.9%)』『まったく勧めたくない(1.7%)』と続きました。

約9割が『とても勧めたい』『やや勧めたい』と回答しており、低FODMAP商品がIBS管理において有効である可能性があると認識されているようです。
この結果は、IBS患者に対する低FODMAP食の有効性が広く認識されており、医師たちがその効果に期待を寄せていることが示されました。

腸内トラブルが生活の質に与える影響は大きく、腸内環境を整えることが健康維持にとって重要であるといえるでしょう。
腸活食品や低FODMAP食を取り入れることは、腸内環境の改善を目指すための有効な手段であり、今後さらに注目されることが予想されます。
しかし、無自覚にIBSを抱えている場合や不適切な食品選択による逆効果を避けるためには、腸活に関する正しい知識と選択が必要です。

FODMAP食品とは

FODMAP(Fermentable Oligosaccharides, Disaccharides, Monosaccharides, and Polyols)とは、発酵性オリゴ糖、二糖類、単糖類、ポリオール類の総称で、小腸で消化・吸収されにくい糖質を指します。
これらは腸内で発酵し、ガスを発生させるため、腸が敏感な方には膨満感や腹部不快感、便秘や下痢などの症状を引き起こすことがあります。
特に過敏性腸症候群(IBS)の原因となることが多いため、これらの食材を避けることが腸内環境を整えるためには重要です。

低FODMAP食で腸活するヒント「マイ・フローラ フリー」

今回、「腸活している人のおなかトラブルの実態と医師が注目する“低FODMAP食”の重要性」に関する調査を実施した野村乳業株式会社https://www.nomura-milk.co.jp/)は、「マイ・フローラ フリー」を提供しています。「マイ・フローラ フリー」はデリケートなおなかにやさしい「FODMAP Friendly認証」を日本で初めて乳酸菌飲料カテゴリーにおいて取得しました。
「マイ・フローラ フリー」は、このFODMAPに配慮した低FODMAP食品を使用しており、おなかにやさしい飲料として、腸の健康をサポートします。
特に、FODMAPに敏感な方や、腸活を意識している方に適した選択肢です。

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