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夢に向かって自分磨きをする 女優・織田梨沙

ピープル 2017/07/30

「カッコイイ女性を演じられるようになりたい」と話すのはモデルで女優の織田梨沙さん(21)。8月4日公開の映画『STAR SAND-星砂物語-』でヒロイン梅野洋海を演じている。特技はバレエ、フラダンス、乗馬というスポーツ大好き女子でもある。織田さんに、仕事のこと、スポーツのこと、映画のこと、学生へのメッセージなど話を聞いた。

 

「華やかにみえるけどバレリーナはアスリートなんですよ」と微笑む織田さんは、3歳から中学2年までクラシックバレエを習っていた。5年ほどブランクができたが、2年前からレッスンを再開。バレエの魅力は、「苦を見せずに華麗に踊って見せること」と言う。ストイックに体を作りこみ、練習をしながらも、ステージでは華やかに踊る。その華やかに魅せる動きの流れ、体の表現方法が好きなのだそうだ。

フラダンスも小学校6年生から高校生まで取り組んだ。緩やかに見えるフラダンスだが、「フラも実は体の使い方が大変。苦を見せず華やかに魅せるのはバレエと同じです」と教えてくれた。

 

中学3年生の冬、母と銀座でショッピングしている時にスカウトされた。
2012年、高校1年の6月からモデルとして雑誌などで活動をスタート。CMでもお馴染みの顔になった。

子供の頃からファッションには敏感だったのかと訊いてみると、意外にもオシャレに目覚めたのは遅かったそうだ。

子供の頃は、2歳上の兄や兄の友達と外で遊ぶことが多く、女の子らしい遊びはあまりしなかった。洋服も兄のお下がりを着ることが多く、スカートは苦手だったのだとか。
「頑張ってキュロットスカートでした」と笑う。

今でも外で体を動かすことが好き。
「先日もサバゲ―やってきました」と嬉しそうに話す。

 

―織田さんが考える「モデルの仕事」とは?-

「商品を華やかに見せる」「自分を華やかに見せつつ、商品をもっと魅力的に見せる」「自分で魅せ方を考え表現する」と、モデルのスキルを段階的に説明してくれた。

企画によって求められることは異なるが、それに応じた表現を考え役目を果たす。

 

モデルだから、女優だからと特に意識してやっていることはないそうだが、「自分が成りたい体形に近づけるために運動はしています。バレエを再開したのもボディメイキングという目的もあります」と言う。
織田さんのスラリとした体形の秘密はバレエにあるのかも。

 

―「女優の仕事」について―

「女優をやってみたら?」と周囲から勧められるようになり、自分なりに意識し始めた頃、事務所の社長から「女優をやってみないか」と声をかけられた。
「やります」織田さんは即答したそうだ。

2016年公開の『秘密 THE TOP SECRET』でスクリーンデビュー。
初出演とは思えない存在感で注目の若手女優の仲間入りを果たす。

「今は(始めたばかりなので)いろんな役をやってみたい」と言う織田さんだが、映画『キックアス』のヒロイン・ヒットガールのような役に憧れている。「バタフライナイフがカッコよくて」と無邪気な笑顔を見せた。

 

体を動かすのが好きな織田さんのアクションへの関心は高く、戦うカッコいい女性の役に憧れる。「(アクションだけでなく)頭がよくてカッコイイ女性、弁護士とかスパイみたいな役をやってみたいですね。(自分自身が)強い女性になりたいと思っているので、役柄でそういう女性をやりたいです」と、自身のなりたい女性像を重ね、演じることの魅力に触れた。

 

 

―映画『STAR SAND-星砂物語-』について-

織田さんが演じたヒロイン梅野洋海について、「洋海は16歳ですが、しっかりと大人の意識を持った強い女性です。『生きる』ことに真正面から向き合って生きている人」と語る。

戦時中の話を知人に聞いたり、監督と話をしたりしながら役作りをしたそうだ。

自然の中で活動するのが好きな織田さんにとって、沖縄でのロケは楽しかった。

子供の頃、水泳教室に通っていた兄に泳ぎを習い、海に潜るシーンはダブルではなくご本人。

 

織田さんが作品の中で一番好きなシーンは、岩淵(満島真之介)とボブ(ブランドン・マクレランド)のシェービングのシーン。

本来敵同士の2人が少しずつ心を通わせ、それを見守る洋海。ほんの一時だが、ホッとできる場面だ。

『STAR SAND-星砂物語-』は、「シンプルに『生きる』ということを考えさせられる作品です」と織田さん。

「戦争で殺し合うようなことは今の日本にはありませんが、現代にも自殺やいじめといった命に関わる問題はたくさん起きています。

他の国では戦争が起きているし、日本でも起きるかもしれない。戦争を過去のこととして何も知らないでいるのではなく、『生きることの大切さ』を知って欲しい。

『今、幸せ』と普通に感じられることが本当に幸せなことだと、(映画を通して)伝えられると思います。

 

映画の中で洋海が岩淵、ボブ、一(三浦貴大)と出会う洞窟は、ひとりひとり個性が異なる人達で形成するひとつの社会を表しています。
人としての根本的な問題について考えさせられ、『心』を動かされる作品です」とまとめた。

 

―学生へのメッセージ―

「人は皆考え方が違うので、どんなことをしても100%同意をもらったり、うまくいくことはないと思います。心が折れそうになっても、自分のポリシーを持ち続け頑張ってください」。

織田さんのポリシーを尋ねると、「自分の夢に向かって頑張ること。夢の実現のために自分を磨き続け、自信をつけていきます」と教えてくれた。

 

 

映画『STAR SAND-星砂物語-』

出演:織田梨沙 満島真之介 ブランドン・マクレランド 三浦貴大/ 吉岡里帆
寺島しのぶ/ 渡辺真起子 石橋蓮司 緑魔子
監督・脚本: ロジャー・パルバース
原作:ロジャー・パルバース『星砂物語』講談社刊
主題曲:坂本龍一
公式HP:www.star-sand.com
2017年8月4日(金)〜8月10日(木)東京・ユーロライブ、
8月5日(土)より横浜シネマ・ジャック&ベティにて公開ほか順次公開

© 2017 The STAR SAND Team