• 月. 2月 23rd, 2026

最先端の福祉製品と共創の現場を体験「ウェルフェアイノベーションフォーラム2026」開催(川崎)

昨年度の講演の様子

高齢化が進む日本において、福祉分野の課題解決は社会全体のテーマとなっています。
川崎市が3月2日、最先端の福祉製品や産学官の共創による取り組みに触れ、学び、体験できるイベント「ウェルフェアイノベーションフォーラム2026」を開催します。
第15回となる今回は、有識者による講演やパネルディスカッション、かわさき基準(KIS)認証福祉製品の展示・体験などを通じて、福祉と産業の融合が生み出す新たな社会価値を紹介。
介護福祉現場の実践から研究・開発の最前線まで、幅広い視点で福祉の未来を考える機会となります。

ウェルフェアイノベーションフォーラム2026とは

本フォーラムは、産業と福祉の融合により新たな活力と社会的価値を創造することを目的とした取り組みの一環として開催されるイベントです。
講演やセミナー、展示会を通じて、最新の介護福祉領域の話題や福祉製品に触れることができます。
当日は、介護福祉現場に携わる方や企業、研究機関の担当者が集まり、ネットワークを構築するとともに、事業フェーズに応じて役立つ情報が収集できる場となります。

講演・パネルディスカッションの見どころ

フォーラムでは、有識者による講演やパネルディスカッションが実施され、福祉分野における共創やイノベーションの可能性について多角的に議論されます。
講演では、Kawasaki Welfare Technology Lab(ウェルテック)の活動報告として、東京科学大学工学院機械系教授の西田佳史氏が登壇。
また、株式会社日本総合研究所の紀伊信之氏による社会課題解決につながる共創の取り組みも紹介されます。
さらに、パネルディスカッションでは、研究機関や企業、NPO、行政など多様な立場の登壇者が参加し、課題起点の開発や共創の場づくりについて議論が行われます。

最先端福祉製品を体験できる展示ブース

展示・体験コーナーでは、令和7年度かわさき基準(KIS)認証福祉製品の展示・体験を中心に、新たな福祉製品や関連プロジェクトの取り組みが紹介されます。
障害者雇用の現場を知るお仕事体験や、看護ニーズと工学を融合した技術開発プロジェクト、介護を社会全体のテーマとして議論する取り組みなど、多様な視点から福祉の可能性を体感できる内容となっています。
また、認知症の人が開発プロセスに参画する当事者参画型プロジェクトや、地域福祉課題の解決と事業性の両立を目指す取り組みなど、社会実装を見据えた先進事例も紹介されます。

福祉と産業の共創が生み出す社会的価値

福祉分野における課題は、介護や医療の現場にとどまらず、働き方や地域づくり、技術開発など社会全体に関わるテーマへと広がっています。
本フォーラムは、産学官民の連携による共創を通じて、課題解決と新たな価値創出を目指す取り組みを知る機会となります。
福祉を「特定の人の課題」ではなく「社会全体のテーマ」として捉え直す視点は、これからの高齢社会を生きる私たちにとって重要なヒントとなるでしょう。

社会課題やキャリア、イノベーションに関心のある人たちにとって価値ある学びの場

■最新の福祉イノベーションを体感できる
■研究・企業・行政の視点を横断して学べ
■ネットワーク形成と新たな連携機会
■社会課題を「自分ごと」として考える視点が得られる
■キャリアやビジネスのヒントにつながる

開催概要

日時:2026年3月2日(月)13:00~17:00
会場:KCCIホール(川崎フロンティアビル2階)
※JR川崎駅徒歩3分、京急川崎駅徒歩1分

開会あいさつや認証式、講演・パネルディスカッションに加え、展示・体験コーナーは出入り自由で、最新の福祉ソリューションに触れながら情報収集が可能です。

講演会➀:Kawasaki Welfare Technology Lab(ウェルテック)活動報告

<登壇者>東京科学大学 工学院機械系教授 西田 佳史(にしだ よしふみ) 氏
<開催時間>14:20~14:40

講演会➁:社会課題解決につながる共創の取組

<登壇者>
株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 高齢社会イノベーショングループ
部長/プリンシパル 紀伊 信之(きい のぶゆき)氏
<開催時間>14:40~15:10

パネルディスカッション①:課題起点の開発を促進する

※講演会➁に引き続き、紀伊氏がモデレーターを務めます。

<登壇者>
株式会社ケアウィル 代表取締役/笈沼 清紀(おいぬま きよのり) 氏
特定非営利活動法人 楽 理事長/柴田 範子(しばた のりこ)氏
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人工知能研究センター主任研究員/北村 光司(きたむら こうじ)氏
<開催時間>15:10~15:55

パネルディスカッション②:「協力」を仕組みに変え、共創の場をつくる

※講演会➁に引き続き、紀伊氏がモデレーターを務めます。

<登壇者>
国立大学法人東京科学大学特別研究員/栗林 詩歩未(くりばやし しほみ)氏
川崎市健康福祉局地域包括ケア推進室担当課長/滝口 和央(たきぐち かずお)氏
公益財団法人川崎市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンター コミュニケーションマネジャー プロジェクトCHANGE副プロジェクトリーダー/島﨑 眞(しまざき まこと)氏
<開催時間>15:55~16:40

展示・体験・相談コーナー

昨年度の展示ブースの様子

展示コーナーでは、令和7年度かわさき基準(KIS)認証福祉製品の展示・体験を中心に、新たな福祉製品の取組紹介、障害者の職域拡大ツールやお仕事体験、地域コミュニティと連携したKIS活用の取組、および関連プロジェクト(経済産業省事業・JST COI-NEXT川崎拠点「CHANGE」等)の紹介を行います。展示は出入り自由で、最新の福祉ソリューションに触れながら情報収集ができます。

●障害者雇用の現場がわかる、お仕事体験

<出展社>川崎市総務企画局総務事務センターワークステーション
 ワークステーションにおける障害者の働き方の紹介及びワークステーションで取り組んでいる業務を「お仕事体験」として体験できるブースを企画。
ウェルテックで支援する障害者の働く場を対象とした製品サービスの実証にも協力しています。

●JST COI-NEXT 川崎拠点(プロジェクトCHANGE)

<出展社>公益財団法人川崎市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンター
 「看護ニーズ × 工学の力」で革新的技術・サービスを創出し、社会実装まで見据えた産学官民の共創を推進しています。

●OPEN CARE PROJECT(オープンケア・プロジェクト)

<出展社>経済産業省ヘルスケア産業課
介護を「個人の課題」から「みんなの話題」へ。介護当事者や介護業務従事者、メディア、クリエイター、企業等、多様な主体を横断して、介護に関する話題を議論し、課題解決に向けたアクションを推進するプロジェクトです。

●産福共創(産福共創モデル創出事業)

<出展社>経済産業省ヘルスケア産業課
「地域の福祉課題の解決」と「民間事業としての収益性」の両立の実現へ。高齢者・介護関連サービス産業と地域高齢福祉関係者が連携・共創する「産福共創」のサービスモデルを社会実装することを目指した実証事業です。

●オレンジイノベーション・プロジェクト

<出展社>経済産業省ヘルスケア産業課
認知症の人が住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられるよう、製品やサービスの開発プロセスに当事者が「参画」し、企業と共に新しい価値を生み出す「当事者参画型開発」の取組と連携し事業支援しています。

●プラスあんしん

<出展社>経済産業省製品安全課
高齢化が進む中で増えている「誤使用・不注意」による重大事故を防ぐため、本質的な安全性に“プラス”して特定リスクへ配慮した製品をわかりやす示すことを目的とした表彰制度です。

●令和7年度かわさき基準(KIS)認証福祉製品(2月中旬頃発表)

<出展社>KIS認証事業者
今年度認証した、新しい福祉製品等を展示します。

●ウェルテックが支援に関わった新たな製品

<出展社>各事業者
障害者の外出支援に役立つアイテムや、障害者スポーツの可能性を広げる支援機器等、ウェルテックでの支援により開発した製品を展示します。

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