• 金. 2月 7th, 2025

【RanRun学生スタッフ】ホンモノに話を聞く。広告・PR、出版業界の人とディスカッション① PR会社ってどんなところ?

ディスカッションの様子

昭和女子大学キャリアセンター×人材活用推進機構による就活支援企画「広告・PR、出版業界ディスカッションイベント」を2024年11月15日、昭和女子大学で開催しました。
キャリアデザインを考えるうえで、実際に働いている人に話を聞いて「働く」イメージを具体化することが目的です。
今回、メンターとして株式会社アンティルの中野晋太郎さんと村上美羽さん、株式会社ダイヤモンド社OBで人材活用推進機構の浅沼紀夫さんにご参加いただきました。
直前での募集にも関わらず、様々な学科の昭和女子大学生が参加し、熱心に話を聞いていました。

 PR会社ってどんなところ?
RanRun 編集部の学生スタッフが企業主催のイベントや専門家への取材に参加していますが、こうした情報はPR会社からいただくプレスリリースにあります。
PR会社の仕事や実態について、株式会社アンティル(以下 アンティル)にお話しいただきました。

中野晋太郎さん
戦略プランニング事業部、営業コンサルティング部を経て、現在は人事組織開発室長兼経営企画室長

村上美羽さん
営業コンサルティング部を経て、現在は経営企画室で人事・採用・社員教育などを担当。

アンティルの中野晋太郎さんと村上美羽さん

アンティルはPR会社大手の株式会社ベクトル(以下 ベクトル)のグループ会社で、クライアントのPR戦略の立案・実行などを業務とするBtoBの企業です。
PRはPublic Relationsの略で、広報戦略を担う仕事と理解しました。

インターネットの無い時代の発信ツールはマスメディアが第一でしたが、今はSNSで直接アプローチすることができるようになり、一般の人も発信できるようになりました。
つまり情報と接触するタッチポイントが多様化したということになりますが、「実はそれらはベクトルが仕掛けたタッチポイントかもしれません」と村上さん。

世の中に情報を届けるための企画と方法を考えるのがPRという仕事です。
現在、上場企業の約90%がベクトルのクライアントになっており、手がける年間プロジェクト数は2,800件以上になります。
クライアント企業の一覧をざっくりとご紹介いただきましたが、名前を知っている企業がたくさんありました。
売上高も上がっており、PRアジア太平洋地域ランキングでは1位(2023年)、世界ランキングも6位(2024)とトップのPR力を誇っています。

ディスカッションの様子

広告とPRの違い
広告:「商品やサービスの売り込み」に焦点を当てたコミュニケーションの手法。
PR:「企業や団体のイメージを向上させる」という概念

ベクトルは広告とPRの両方を担うことができるため、手法にとらわれず、幅広い提案が可能ということになります。
ベクトルが掲げるビジョンは、「いいモノを世の中に広め、人々を幸せに」。                            
ベクトルは国内およびアジアNo.1の総合PR会社であり、PR事業を軸に幅広いコミュニケーション領域で事業を展開されていることがわかりました。

株式会社アンティル
世界的PRグループ・ベクトル傘下のエージェンシー。PR戦略立案/実行、PR発想でのクリエイティブ開発、デジタル施策により売上向上をサポート。

アンティル様に本ディスカッションの様子をご紹介いただきました。
学生とメディアOBとPR会社が語り合う – 昭和女子大学キャリア座談会

ディスカッションに参加して
 このようなイベントに参加するのは初めてでしたが、企業のことや雇用のことなどを詳しく知ることができて、とてもためになりました。
企業の方々が気さくに話してくださっていたので、楽しく参加することができました。
またこのようなイベントがまたありましたら、是非参加したいと思います。

担当:小澤彩華(昭和女子大学3年)

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