寒さの厳しい季節、免疫力を高めるはたらきのある食材を使用したレシピを考えました。
免疫力を高めるには腸内環境を整えることや、抗酸化作用をもつ食材の摂取が効果的です。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内で「ビフィズス菌」と呼ばれる善玉菌を増やしてくれ、免疫機能を高めてくれる効果があるといわれています。
抗酸化作用をもつパプリカで、見た目もカラフルで元気になれる一品です!
鶏むね肉のソテー ヨーグルトソースがけ 調理時間30分(漬け時間除く)
<材料>(2人分)
・鶏むね肉・・・300g
・オリーブ油・・・適量
・パプリカ(赤・黄)・・・各1/4個
(ヨーグルトソース)
・プレーンヨーグルト・・・100g
・レモン汁・・・小さじ1
・にんにく(チューブ)・・・2~3cm
・塩こしょう・・・少々
・玉ねぎ(すりおろし)・・・1/4個
・ターメリック・・・少々
<下準備>
・鶏むね肉を一口大に切る。
・ヨーグルトソースの材料を全てチャック付き袋に入れ、鶏むね肉を入れて半日程度漬け込む。
<作り方>
1.パプリカを0.5mm角に切る。
2.フライパンにオリーブ油を熱し、パプリカに火を通す。
3.パプリカを取り出し、同じフライパンでソースごと鶏むね肉を焼く。
4.皿に鶏むね肉を盛り付け、ヨーグルトソースとパプリカをのせて完成!
*栄養成分(1人当たり)*
エネルギー 271kcal 炭水化物 8.3g
たんぱく質 37.5g 食塩相当量 1.2g
脂質 9.0g
監修コメント
アスリートに重宝される食材の一つである鶏むね肉は高たんぱく質低脂肪ですが、加熱によってパサパサとした食感になるのが難点です。
今回のレシピで使用したヨーグルトは、乳酸菌のはたらきによって鶏むね肉のたんぱく質の繊維をほぐれやすくし、加熱してもふっくらと柔らかい食感にしてくれます。
漬け込む際にはしっかりと肉の内部にまで浸みわたるようにもみ込むことがポイントです。
ぜひ一度お試しください。
+α
ヨーグルトソースはドレッシングとしてサラダにかけても美味しいです。
<レシピ考案>
佐々木 彩花・小林 礼佳
東京家政大学 栄養学科 スポーツ栄養研究会 部員
<指導>
大畑 瞳/東京家政大学 ヒューマンライフ支援センター 栄養士
<監修>
内野 美恵/東京家政大学 ヒューマンライフ支援センター准教授/管理栄養士 公認スポーツ栄養士