• 月. 10月 14th, 2024

手軽に作れる具だくさんの“食べる”スープです。発汗を促すはたらきがあるといわれる生姜で身体を温め、さらに便秘の解消のために必要な成分である食物繊維も押し麦から摂ることができます。また、豆乳には大豆イソフラボンが含まれており、生理前のイライラや肌荒れを防ぐなど女性にとって嬉しい効果が期待できます。冷え性や便秘を気にしている方はぜひ作ってみてください。

女子におすすめ”食べる”スープ ★調理時間15分 

★材料(2人分)
 ・鶏もも肉・・・70g
 ・にんじん・・・40g
 ・長ねぎ・・・40g
 ・生姜・・・5g
 ・豆乳・・・300ml
 ・押し麦・・・40g
 ・もやし・・・60g
 ・片栗粉・・・小さじ1
 ・ラー油・・・お好みで

 (A)
  ・和風だし・・・小さじ1弱
  ・しょうゆ・・・小さじ1
  ・みりん・・・小さじ1/2

★作り方
1.鶏もも肉は一口大に切り、にんじんは千切りにする。
長ねぎは斜め薄切りにし、生姜はみじん切りにする。
2.鍋に豆乳300mlと水300ml(分量外)を入れて沸騰させ、鶏もも肉・にんじん・押し麦を加える。
3.にんじんがやわらかくなったら長ねぎ・生姜・もやしを加える。
4.Aを全て入れ、水小さじ2(分量外)で溶いた片栗粉でとろみをつけ、お好みでラー油をかける。

*栄養成分(1人当たり)*
 エネルギー 437kcal       炭水化物  54.4g
 たんぱく質 31.8g          食塩相当量  2.2g
 脂質    10.0g

★監修コメント★
女性に多い冷え性は血行不良がおもな原因の一つであるといわれています。日頃からトレーニングをしているスポーツ女子に悩む人は少ないかもしれませんが、過度な糖質や脂質の摂取はドロドロ血や血行不良を起こして冷えを感じやすくなることがあるので注意しましょう。血行不良は冷え性だけではなく、疲労の回復を妨げる原因となることもあります。バランスの取れた食事で身体のコンディションを保ち、体を温める食材を賢く取り入れて元気に冬を乗り切りましょう。

+α
押し麦の代わりにうどんを入れると夜食にもぴったりのメニューになります。

<レシピ考案>
関口 早苗/東京家政大学 栄養学科 スポーツ栄養研究会
松本 訓子/東京家政大学 栄養学科 スポーツ栄養研究会

<指導>
大畑 瞳/東京家政大学 ヒューマンライフ支援センター 栄養士

<監修>
内野 美恵/東京家政大学 ヒューマンライフ支援センター准教授/管理栄養士 公認スポーツ栄養士