• 日. 5月 19th, 2024

就活のためのビジネスマナー「会社訪問は笑顔で挨拶」

こんにちは。RanRunスキルアップ講師の原律子です。
就活のためのスキルアップを目指した「ビジネスマナーの基本」をお話しします。
スポーツ女子が登場するトレーニング動画もありますので、最後までご覧くださいね。                                                                                                                                   

★会社訪問時は、全ての人に笑顔で挨拶することが、とっても大事!
「え、全ての人に???」と思うかもしれませんが、そうです。全ての方にです。
例えば、受付けの方、警備員さん、廊下ですれ違った知らない社員の方、エレベーターで乗り合わせた人、トイレでたまたま2人になってしまった女性社員…
そのような訪問先で出会った全ての方に、先ずあなたから挨拶することが重要です。なぜなら…

☆彡挨拶ができるかどうかは、よく知らない人を評価する時の大きな判断基準
 テレビのワイドショーで必ず入るインタビュー…
「道で会えば必ず挨拶される感じのいい方ですよ」「会っても、挨拶されたこともないですね」などなど。人がよく知らない人を判断する時の大きな基準が、挨拶ができる、できないだということがわかります。
挨拶ができると、感じの良い人・礼儀正しい人・常識のある人といった評価を得られやすくなるということがあります。

☆彡挨拶の意味 
「挨拶」という漢字には、もともと「自分から進んで心を開いて打ち解ける」という意味があるそうです。
自分から先に挨拶することで、相手からの印象が良くなり、人間関係もスムーズになります。また、相手の心を開かせる効果もあります。

スポーツの世界でも、挨拶は大切ですね!
例えば先輩への挨拶は、「その人を認め尊重している」という気持ちを表します。
また、メンバーがお互いに挨拶し合うことで、「協調して一緒にやっていこう」というチーム意識を高めることができます。

ビジネスの世界も同様です。
仕事は1人で全てできることはほとんどなく、何人もが協力して行うことが必要です。
そのためには、良いコミュニケーションを取ることが大事です。
企業の方も、「この人は一緒に仕事をしていける人かどうか」という視点で皆さんを見ています。
企業というチームの一員として迎えてもらうために、挨拶で良いコミュニケーションを取ることは、とても大切です。

また、エレベーターで乗り合わせた人や、トイレで2人になってしまった人に対しては、こちらから挨拶することで、その場の気まずさを解消する効果もありますね。

☆彡挨拶をする時のポイント
まずは、笑顔でにこやかに!
笑顔の効果は前回お話ししましたから、おわかりでしょう。
そして、挨拶の言葉は、相手の目を見て言いましょう。これが大切!
相手をしっかり見ないと、せっかく挨拶しても相手には気持ちが届きませんよ。
また、挨拶する時は、あらたまって丁寧にお辞儀をする必要はなく、動きながら挨拶の言葉をかけ、軽く会釈をすればよいでしょう。

ところで、ビジネスの世界では、どんな挨拶の言葉を使ったらいいのでしょう?
例えば、廊下ですれ違う、エレベーターで乗り合わせる、トイレで…こんな時は、朝なら「おはようございます」、それ以外の時間なら「お疲れ様です」が適当でしょう。
「こんにちは」は、あまり使いません。その他、受付でしたら「恐れ入ります」、部屋に入る時・出る時には「失礼致します」等の挨拶の言葉も使えるようにしておくと良いでしょう

☆彡会社訪問時、あなたは注目されている!評価するのは人事担当者だけじゃない
会社訪問時、皆さんは明らかに社外の人です。目立ちます。
「どこの大学の学生だろう?」とみんな注目しています。
「昨日来ていた○○大学の学生さん、挨拶がきちんとできて、礼儀正しくてとても感じが良かったよ」という言葉が聞かれれば、好感度UPですね!

スポーツ女子の皆さんに、「会社訪問時、廊下で知らない社員の方に会ったら」という設定で、どのようにしたらいいか、実際にやってみてもらっています。ぜひ、皆さんも参考にして下さい。

<出演>
関東学院大学剣道部

<講師紹介>

原 律子先生


原 律子
フリーアナウンサー/日本女子大学文学部国文学科卒
学生時代は、山登りに熱中したスポーツ女子
テレビ、ラジオの局アナ、シンガポール日本語放送局DJを経て、現在、企業研修講師、イベントMCなど
♪モチベーシ上げる曲は、ルイ・アームストロング/ What a wonderful world

(2015年12月公開記事をリライトしています)