「運動が得意じゃないから、スポーツは苦手」。そんな子どもたちにも、身体を動かす楽しさを届けたい。
運動の得意・不得意や性別、学年に関係なく、誰もが楽しめる運動遊びプロジェクト「JUMP-JAM(ジャンジャン)」が、2026年に10周年を迎えました。
2017年に東京都内の児童館10館から始まった取り組みは、現在、全国36都道府県、300か所以上に拡大。
これまでに延べ14万2千人以上の子どもたちが参加しています。
10周年を記念して、これまでに開発された100種類のゲームを公開するとともに、10月12日の「スポーツの日」から11月20日の「世界こどもの日」まで、全国で「JUMP-JAM Autumn Actions(オータムアクション)」を展開します。
運動が得意でも、苦手でも。一緒に楽しめる「運動遊び」
JUMP-JAMは、一般財団法人児童健全育成推進財団とナイキジャパングループ合同会社のパートナーシップにより実施されている運動遊びプロジェクトです。
子どもの体力・運動能力の低下が社会的な課題となる中、「遊びながらからだを動かす」機会をつくり、運動習慣につなげることを目的としています。
特徴は、運動能力や経験に左右されず、誰もが参加できること。
学年や性別を問わず楽しめるゲームを通じて、子どもたちが自然に身体を動かす機会を生み出しています。
2017年に東京都内10館の児童館でスタートした活動は、放課後児童クラブにも広がり、2026年9月現在、全国300か所以上で実施されています。


遊びがきっかけで、友達や地域とのつながりも
JUMP-JAMの取り組みでは、身体を動かすことだけでなく、子どもたちのコミュニケーションにも変化が見られています。
実施施設からは、普段あまり児童館を利用していなかった女子児童が、JUMP-JAMへの参加をきっかけに児童館へ通うようになったという事例が報告されています。
自分たちで遊びたいゲームを選んで参加するようになり、それまで挨拶程度だった職員や異学年の子どもたちとの会話も増えたといいます。
また、チーム戦では、学年や性別に関係なく、子どもたちが自然に作戦会議をしたり、互いに励まし合ったりする様子も見られています。
遊びを通じて生まれる、仲間との出会いやコミュニケーション。
スポーツには、身体を動かす楽しさだけでなく、人と人をつなぐ力もあることを感じさせるエピソードです。
子どもたちの「やってみたい」を支えるスタッフの育成
JUMP-JAMでは、子どもたちを支える児童館・放課後児童クラブのスタッフの育成にも取り組んでいます。
運動遊びに特化した理論や実技を学ぶ「スタッフトレーニング」の修了者は、10年間で2,000人を超えました。

また、全国には約100人のトレーナーが育成され、各地域でプログラムの実施や指導、普及を担っています。
実施施設からは、職員主導から子ども主体の活動へと意識が変化し、子どもへの問いかけの力が向上したという報告も寄せられています。
子どもたちが自分で遊びを選び、主体的に参加できる環境づくりも、JUMP-JAMの大切な取り組みの一つです。

10周年を記念して100種類のゲームを公開
JUMP-JAMでは、10周年を記念して、これまでに開発・実践を重ねてきた100種類のゲームを一冊にまとめました。
子どもたちや実践者とともにつくり上げてきた10年間の歩みと、専門家の監修を受けた運動遊びのゲームを紹介しています。



冊子はJUMP-JAMの登録施設に配付されるほか、一般向けにも10年間の成果が公式サイトで公開されます。
スポーツの日から世界こどもの日まで、全国で運動遊びを展開
10月12日(月・祝)の「スポーツの日」から11月20日(金)の「世界こどもの日」まで、全国のJUMP-JAM実施児童館・放課後児童クラブで「JUMP-JAM Autumn Actions」が開催されます。
全国一斉に運動遊びを実施することで、地域を超えた一体感を生み出し、子どもたちが身体を動かす楽しさを再発見するきっかけをつくります。
期間中は、日常的な運動遊びの促進に加え、地域や保護者を巻き込んだ体験イベントなども予定されています。
実施状況はJUMP-JAM公式サイトなどを通じて発信され、SNSではハッシュタグ「#ジャンジャンやってるよ」で活動を共有します。
「JUMP-JAM Autumn Actions(オータムアクション)」開催概要
【目 的】全国一斉にJUMP-JAMを実施することで、地域を超えた一体感を生み出し、こどもたちがからだを動かす楽しさを再発見するきっかけを作ります。
また、こどもの気持ちに寄り添い、こどもが遊ぶ時間を大切にしようと全国で活躍するJUMP-JAMスタッフを応援します。
【開催期間】2026年10月12日(月・祝)「スポーツの日」~11月20日(金)「世界こどもの日」
【実施場所】全国のJUMP-JAM実施児童館・放課後児童クラブ
【企画内容】(1) 児童館・放課後児童クラブでの日常的な運動遊びのきっかけづくり
(2) JUMP-JAM実施の促進、地域・保護者を巻き込んだ体験イベントの開催
(3) JUMP-JAMサイトを通じた全国の実施状況の共有・発信
※SNSに投稿する際は、ハッシュタグ「 #ジャンジャンやってるよ 」を付ける
スポーツとの出会いは、必ずしも競技や本格的なトレーニングから始まるわけではありません。
友達と遊ぶこと、身体を動かして笑い合うこと。そんな身近な体験が、スポーツを好きになる最初の一歩になるのかもしれません。
子どもたちの「楽しい!」を大切にするJUMP-JAMの取り組みが、これからも多くの地域に広がっていくことが期待されます。
主催:児童健全育成推進財団
こどもの健全な育成を図るため、地域で活動する児童館・放課後児童クラブ・母親クラブの活動を支援しています。
また、児童館職員等の人材育成のための各種研修会等を実施し、こどもの健やかな成長・発達を推進するための育成環境づくりに貢献しています。
(児童健全育成推進財団公式サイト: https://jidoukan.or.jp/)
協力:一般社団法人 ルーデンスジャパン
運動遊びやスポーツの普及に係る人材育成等を行うことにより、すべての人が等しく健康で豊かな未来を切り拓いていける社会形成並びに身体的・精神的・社会的に健全な状態を維持・増進できる環境づくりを行っています。
(ルーデンスジャパン公式サイト:https://ludensjapan.org/)
助成:ナイキ (ソーシャル・コミュニティ・インパクト チーム)
ナイキは、すべての若者がプレーし、それぞれの可能性を最大限に引き出せるように、活発でインクルーシブな
世界をビジョンに掲げて、次世代のスポーツの未来に活力をもたらします。
Social & Community Impact の活動:スポーツの力を通じて世界を前進させるというNike の目的(https://about.nike.com/en/impact/focus-areas/empowering-communities)の一端を担っています。
監修:JUMP-JAMアドバイザリーボード
運動遊びプログラム JUMP-JAM の運営に関して広く有識者の助言を得るために、こどもの健全育成、健康や
運動に関する知見を有する学識経験者で構成するアドバイザリーボードを設置しています。
※50音順
・津山薫 教授(日本体育大学 体育学部健康学科)
・西川周作 選手(浦和レッズ)
・引原有輝 教授(千葉工業大学 創造工学部)
・吉永真理 教授(昭和薬科大学 臨床心理学研究室)
児童館について
18 歳未満のこどもが自由に無料で利用することができる児童福祉施設です。
全国に約4,300か所あり、こどもが楽しく遊びや運動をすることができます。各児童館では、専門職員(児童厚生員)によりさまざまなプログラムを実施し、こどもの健全な育成を行っています。
(*児童館の情報サイト「コドモネクスト」: https://www.kodomo-next.jp/)
出典:一般財団法人児童健全育成推進財団・ナイキジャパングループ合同会社 プレスリリース(2026年10月8日)
