第3回となるスポーツ女子の食を支えるレシピコンクールの課題競技は、「ラクロス」。
下記4つのテーマそれぞれから審査員の選考により「優秀賞」が決まりました。
■試合前日の勝負飯 (ラクロスは約1時間走り回っている競技です)
■朝練の日の朝ごはん (前の晩に用意しておけて、ぱぱっと食べられる)
■練習後に食べるお弁当(作り置きできて、栄養のバランスがよく、疲労回復になる)
■スポーツ女子のテンション上がる簡単スイーツ(チームで持ち寄り楽しめる)
ホームメイドクッキング×RanRun
第3回スポーツ女子の食を支えるレシピコンクール
課題競技:「ラクロス」
課題:試合前日の勝負飯
優秀賞
「一皿でエネルギーチャージ!!具だくさんタコライス」
考案者:酒井菜緒さん (東北生活文化大学)
<考案者コメント>
一つの皿で、炭水化物、たんぱく質、ビタミン類が摂取できるタコライスにしました。
タコライスに使用した豚ひき肉にはビタミンB1が、トマトには疲労物質である乳酸を分解するクエン酸が多く含まれており、日ごろの練習からの疲労回復に。
それとビタミンB1が不足すると夏バテや、熱中症が起きやすくなるため、しっかり摂取できるようにしました。
レタスには、ビタミンCが含まれており試合前の緊張などのストレス緩和に。
卵に含まれるビタミンB6でたんぱく質の代謝を助けること、ごはんに含まれる糖質で脳を活性化させ集中力を高めさせたり、グリコーゲンで持久力アップを期待した食事にしました。
食欲が沸くように、彩りを良くしトマトやレモン汁の酸味を加えました。
サルサソース、炒めたひき肉は作り置きができ、サルサソースが余ったら、サラダチキンなどにもかけてもおいしいですし、サルサソースとひき肉を一緒に炒め、トマトを加えて煮込めばパスタにも使えるミートソースにもなります。
ひき肉をボールに見立て、クロス(スプーン)でボールをクレードルしながら「口」というゴールにシュートをたくさん決めてください!!
まさか私が賞を取れるとは思っていませんでした。
このレシピは簡単でボリューム満点なので、ぜひ作ってみてください!
今後もスポーツ栄養に携わって行く上で、この経験を活かして今後の活動に繋げて行きたいと思います。
<審査員コメント>
「食が細い子でもワンプレートにすることで何時もより量をしかっり取れるのは素晴らしいです。ただ緊張から胃腸の働きが低下する子もいるのでタバスコやにんにくなどの刺激物は控えた方が良いですね。」
「一皿で全て完結しているのと、誰でも作れそうなレシピなのが良い。そぼろは、一度に作り冷凍もできそうで便利なレシピですね」
「一つの皿で多くの栄養が摂取できるのがよいと思います。レタスのストレス緩和もいいですね!」
「一皿でエネルギーチャージ!!具だくさんタコライス」
<材料>〈2人分〉
- 豚ひき肉 - 240g
- A ・玉ねぎ - 45g
・ピーマン - 25g
・トマトケチャップ - 大さじ3
・レモン汁 - 大さじ1と1/2
・タバスコ - 少々 - 玉ねぎ - 150g
- ニンニク - 1かけ
- レタス - 40g
- トマト - 100g
- たまご - 1個
- スライスチーズ - 1枚
- B ・塩コショウ - 少々
・醤油 - 大さじ2
・酒、みりん、砂糖 - 大さじ1 - ごはん - 250g
- サラダ油 - 大さじ1
<作り方>
- サルサソースを作る。Aの玉ねぎとピーマンはみじん切りにし、フライパンでさっと炒める。ボウルに入れ、残りのAを混ぜ合わせて冷蔵庫で冷やす。
- 玉ねぎとにんにくをみじん切りする。レタスは一口大にちぎり、トマトは1㎝に角切りする。
- フライパンにサラダ油を熱し、弱火でにんにくを炒める。香りが出てきたら、ひき肉と玉ねぎを加えて炒め、ひき肉の色が変わったらBを加え汁気がなくなるまで炒める。
- 鍋に卵が浸るくらいのお湯を沸かし、沸騰したら火を止めて卵を入れ15分間放置する。15分後、卵を氷水に入れ冷やす。
- 器にご飯を盛り、レタス、トマト、ちぎったチーズを盛り、3と1をかけて、真ん中にくぼみを作り4を入れて完成。
2018年12月公開記事をリライトしています