フィリピン料理の「アドボ」とは、お酢で肉や野菜を煮込んだ伝統料理で、アドボを短時間で簡単に作れるアレンジレシピを考えました。お酢の風味でさっぱりと、食欲を増進させてご飯が進む味付けになっています。あらかじめ調味料で漬けておくことで、鶏もも肉がより柔らかく美味しく仕上がります。トレーニングで疲労した身体をしっかり回復させて、残暑に負けない強い身体を作りましょう!
【フィリピン料理アドボ風 鶏もも肉の酢煮込み】 調理時間10分(漬け時間除く)
材料(2人分)
・鶏もも肉 180g
・玉ねぎ 1/2個
(漬けだれ)
・酢 大さじ1
・醤油 大さじ1
・はちみつ 大さじ1
・水 大さじ1
・にんにく(チューブ) 少々
(付け合せ)
ごはん、じゃがいも、レタス、トマトなどをお好みで
作り方
1.漬けだれを合わせ、一口大に切った鶏もも肉を30分以上漬けておく。
2.玉ねぎを繊維に垂直に大きめに切る。
3.1と2をフライパンに入れ、5分程度加熱する。
4.皿に3と付け合せを盛り付ける
*栄養成分(1人当たり、付け合せ除く)*
エネルギー 173kcal 炭水化物 14.0g
たんぱく質 18.4g 食塩相当量 1.5g
脂質 4.6g
.監修コメント
暑さや日差しの強さが最も厳しい8月を乗り切った残暑である9月、一気に体調を崩してしまう人が少なくないようです。睡眠不足や食欲不振などで体力が戻らずにいるなど、スポーツをする以前の健康状態になってはいませんか。
疲労が蓄積したままでは競技力アップはおろか、重大なケガを招くことにもつながります。今回のレシピで使用した酢などの調味料を賢く活用して、食事から健康を取り戻していきましょう。
アレンジ
お肉は手羽先などでも美味しいのですが、より疲労を感じている時には豚ばら肉などの豚肉をおすすめします。漬けだれに夏野菜を加えても美味しいです。
レシピ考案
渡邉 桜也香/東京家政大学 栄養学科 /東京家政大学スポーツ栄養研究会メンバー
<指導>
大畑 瞳/東京家政大学 ヒューマンライフ支援センター 栄養士
<監修>
内野 美恵/東京家政大学 ヒューマンライフ支援センター准教授/ 管理栄養士 公認スポーツ栄養士