• 火. 10月 8th, 2024

更年期で悩んでいる人いない?

女性の健康週間

女性の健康週間(3月1日~8日)、自身や家族、仲間と健康について考える機会を作っていますか?
なにかと忙しい年度末ですが、まだまだ1日の寒暖差が大きく、気圧の変動も大きいため、体調管理が難しく、花粉症を抱える人には悩ましい季節でもあり、心身共にストレスがかかりやすくなります。

皆さんも「更年期」というワードを聞いたことがあると思います。
RanRunでは、女性の健康として月経関連の情報発信をすることが多いのですが、更年期は閉経の時期をはさんだ前後10年間(一般的に45〜55歳頃)のことを言います。

更年期では、卵巣機能が低下し、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少していくため、ホルモンのバランスが崩れ、月経周期の乱れやエストロゲンの欠乏により心身にさまざまな不調があらわれます。

例えば、頭痛 めまい 不眠 不安感 イライラ感 うつ などの精神神経系の症状。
吐き気 下痢・便秘 胃もたれ・胸やけ などの消化器系の症状。
ホットフラッシュ(ほてり・のぼせ) 動悸・息切れ 寝汗・発汗 むくみ などの血管運動神経系の症状。
月経異常 尿失禁 性交痛 などの泌尿器・生殖器系の症状
肩こり・腰痛・背中の痛み 関節痛 しびれ 手指の痛み・しびれ・変形 などの運動器官系の症状
のどの渇き ドライアイ などの皮膚・分泌系の症状

まずは症状レベルを簡単にチェックしよう!

人によってその症状は様々ですが、本人も更年期によるものと気づいていない場合もあります。
貴女の周囲にも、そうした悩みを抱えている女性がいらっしゃるかもしれません。

女性の健康週間は、自分の健康だけでなく、周囲の女性と互いの健康について話し合える機会にしていきたいですね。

更年期対策のアドバイス

有酸素運動が効果的
国内では、更年期障害を有する女性において自転車エルゴメーターによる運動、ウォーキングや水
中歩行で「更年期症状の重症度を表す指数が、運動前に比べて明らかに下がった」という結果が報告されています。海外でも同じくウォーキングを中心とした有酸素運動やヨガでも効果があったという結果が出ています。

大豆食品を取り入れよう!
ご飯と味噌汁に、魚料理、おひたし、煮物などを組み合わせた栄養バランスの良い「和食」がおすすめです。1日1、2回は意識して魚料理を取り入れ、緑黄色野菜を使った副菜を小鉢で昼夜1皿ずつ加えるのがポイント。
デザートには皮ごと食べられるブルーベリーやリンゴなどをはじめ、栄養価の高い旬のフルーツを1日200gを目安に取り入れてみてください。
飲み物には牛乳などの乳製品を組み合わせるとGOODです。

サプリメントでケア
毎日の食事で補いきれない栄養素をサプリメントで補うのもひとつの手です。
マルチビタミン、フィッシュオイル、エクオールなど、特に更年期世代におすすめです。

かかりつけ医(婦人科)を持つことが大事
更年期の辛さは一人で我慢せず、かかりつけ医に相談することが大事です。
改善策を一緒に考えてくれるかかりつけ医を持ちましょう。

女性の健康について相談できる施設はこちら

更年期について知りたい方はこちらのサイトがおススメです。
大塚製薬更年期ラボ https://ko-nenkilab.jp/