• 木. 5月 9th, 2024

1年のスタートも颯爽と風邪知らずで! 免疫力アップに繋がるリフレクソロジー

足をほぐすことは心をほぐすこと・・・。
自分の指ひとつで手軽にでき、心も身体もニュートラルな状態にもどすことができるリフレクソロジーについて4回にわたりお伝えします。

第4回のテーマ「1年のスタートも颯爽と風邪知らずで! 免疫力アップに繋がるリフレクソロジー」

2017年がスタートしましたね。
スポーツ女子の皆さんも元気に新年を迎えられたことと思います。
この時期はインフルエンザを始め風邪も蔓延する時期・・・
免疫力をアップして元気に風邪知らずで過ごしたいものですよね。

■免疫力を高めるとは?
「免疫力を高める」とよく言いますが、この免疫力とは・・・多くはどこで作られているかご存じですか。
それは私たちの腸、特に大腸の粘膜には免疫細胞の約70%が存在しています。
免疫力の約7割が腸で作られているということですね。
そして、免疫組織を活性化しているのは腸内に100兆万個以上と言われている腸内細菌です。
腸が元気で丈夫でないと、免疫力も高まりません。
更に腸が脳へ幸せ物質を送っているとも言われています。
それはどういう事かというと・・・

腸の中のセロトニン量が少なくなる
     ↓
うつ状態になる
     ↓
セロトニンは食物に含まれるトリプトファンから合成されますが、腸内細菌が少ないとセロトニンは増えません。

腸の状態を整えることで免疫力も幸福感も得られるとは一石二鳥ですね。
納豆や味噌、ヨーグルト、糠漬など生きた最近が豊富な発酵食品を食べたり、善玉菌の代表選手!
ビフィズス菌の大好物であるオリゴ糖を多く含む玉ねぎやにんにく、アスパラ、大豆・・などを積極的に摂り、腸内細菌が住みやすい環境を保つよう心掛けてください。
腸の働きを高める色、オレンジ色のお花を飾ったりするのも効果的ですよ・・・

腸を健やかに保つことを心がけましょう。

足裏から腸に働きかけよう!
上記のように腸に働きかける方法は色々ありますが、足裏から腸に働きかけてみましょう。

右足の上行結腸、横行結腸から引き続き左足の横行結腸、下行結腸、S状結腸をまんべんなくトリートメント、小腸もしっかりスクレイピングしてみてください。
こりこりと手に感じるクリスタルはありませんか?
体調が悪い時や極度の疲労時には腸の反射区に滞りがでることも多いです。免疫力アップのためにも、日々のトリートメントをお忘れなく!

リフレクソロジーで笑顔あふれる毎日を!!
スポーツ女子の皆さんは問題ないと思いますが、稀にいつも以上に過剰な運動を行うことによって免疫力が低下してしまうこともあるのですよ。
唾液に含まれている分泌型免疫グロブリンAという免疫物質が風邪のウイルスの侵入を阻止しているのですが激しい運動の後はこの物質が急速に低下するそうです。
過度な運動による疲労の蓄積や体温上昇が身体にストレスを感じさせることが原因となります。
自分の体と相談してストレスのない運動習慣を継続させていきましょうね。

4回にわたりリフレクソロジーについて書かせていただきました。
ご自分の足に少し関心を持っていただけたでしょうか。
セルフリフレクソロジーだけでなく、どうぞあなたの大切な家族、チームメイト、お友達などと一緒にお互いにリフレクソロジーをされてみてください。
足をほぐすことはこころをほぐすこと・・あなたに、あなたの周りに笑顔が溢れること間違いなしです!

毎日あなたを支えてくれている足、今日も元気ですか。

矢澤 真紀子(やざわ・まきこ)

リフレクソロジストreflexology del sole主宰
http://delsole.justhpbs.jp/
ブラジル生活6年目に入りこの国のおおらかさを感じている日々を過ごしています。
「足をほぐすことは心をほぐすこと」をモットーに必要としてくださる方のために笑顔で活動中。
モチベーションを上げる曲 ボンジョビ / It’s my life

2017年1月掲載記事リライト