ラグビーの魅力は多様性と大竹選手は話す。
15人制ラグビーでは様々なポジションで役割を持った選手たちが、ひとつの目標に向かって戦う。
背の高い選手もいれば低い選手もいる。
体重の思い選手もいれば軽い選手もいる。
多様な選手がそれぞれの特性を活かし、共に戦う魅力がある。
7人制ラグビーの魅力はなんといってもそのスピード感だ。
15人制は40分ハーフとプレー時間が長いが、7人制は7分ハーフと短いため、グランドをとにかく走り回る。
初めて観る人にもルールがわかりやすく、楽しめると教えてくれた。
五輪開催を前にラグビー観戦の楽しみ方を教えてもらった。
五輪大会は7人制ラグビーなので、7分ハーフの試合が1日中行われ、多くの国が参加する。
スピーディーな展開、トライの攻防、個人技など競技の魅力を知るチャンスだ。
今回はコロナ禍のため難しいが、通常の世界大会では観客たちが様々な国の国旗をフェースペイントするなど、お祭りのような賑わいでとにかく楽しい空間ができあがるそうだ。
大竹選手に今後の目標について聞いてみた。
直近の目標は、筋力を戻しジョブを開始すること。
変な癖をつけないように注意しながら、筋トレに取り組んでいる。
大竹選手は、思いっきりの良いプレーが魅力の選手。
復帰後の試合が楽しみだ。
大竹選手は大きなけがをしたことで、大きなものを得た。
同じけがをした先輩が心から寄り添い、支えてくれた。
一緒に涙してくれた友人や家族たちの支えも大きかった。
誰かが辛い思いをしていたら、心から寄り添えるアスリートになりたいと話す。
「怪我をしたことで、人間力が上がったと思う」とはにかみながら笑みをみせた。
最後に、スポーツ女子へのメッセージをもらった。
コロナ禍でスポーツの意義が問われています。
スポーツをする人、観る人、支える人、スポーツに関わる人みんなで、「スポーツの力」を通しできることを共に頑張りましょう!
<プロフィール>
生年月日:1999年2月2日
身長・体重:172cm/71kg
所属・ポジション:東京山九フェニックス WTB
代表歴
2017年 北海道知事杯2017
2018年 ラグビーワールドカップ・セブンズ2018サンフランシスコ大会
2018年 第18回アジア競技大会(2018/ジャカルタ・パレンバン)
2019年 HSBCウィメンズセブンズセブンズワールドシリーズドバイ大会
2020年 HSBCウィメンズセブンズセブンズワールドシリーズシドニー大会
取材 RanRun編集部 Yuki Yanagi
2021年7月掲載記事リライト