• 金. 7月 11th, 2025

「自分だけの色を磨く」澤穂希さん登壇 バイエル カラダのミカタ 高校生シンポジウム2017 レポ②

12月17日に開催された「バイエル カラダのミカタ 高校生シンポジウム 2017」(主催 バイエル薬品株式会社)の第二部は、サッカー界のレジェンド澤穂希さんが登壇。アスリートとして女性として、夢を叶えるための健康管理について講演をされました。2017年1月に出産され一児の母となった澤さんは、「子育ては本当に楽しい。日々感動しています」とアスリートとは全く別の笑顔を見せていました。

こんにちは。学生スタッフのRURIです。
「バイエル カラダのミカタ 高校生シンポジウム」にゲスト登壇された元サッカー日本代表の澤穂希さんがお話しされたことを女子の皆さんにシェアしたいと思います。
ぜひ、参考にしてください!

チームメートは良きライバル!
なでしこジャパンのキャプテンとしてチームをリードしてきた澤さん。

サッカーはチームスポーツなので、苦しい時も一人ではありません。自分が苦しい時はチームメートも苦しいと考え、仲間に助けられたり、自分が仲間に声をかけたりしながら、みんなで頑張ってきました。

ライバルは、自分を成長させてくれる存在。自分に無いものを持っているチームメートを認めることは、リーダーシップを発揮するうえで大切なことです。
相手のいいところを見てあげることの大切さを現役時代に学びました。

自分だけの色(長所)を磨くことが大事
いくつもの大舞台で戦ってきた澤さんですが、人はなんでもできるわけではないので、自分の長所を最大限に活かすようにしたと言います。
「自分が他人に負けないことを伸ばすことで、チームに貢献する」という考え方は、とても参考になりました。
人は誰かと比べがちですが、自分だけの色(長所)を磨くことが大事ですと話していました。

食べ物が体を作る!
食事面では、食べ物が体を作ると考え、しっかり栄養を摂るようにしていたと言います。

野菜や肉、魚をバランスよく摂取し、試合前は炭水化物、試合後はたんぱく質を摂るなど意識しました。
食べることが力を出し、食べないと頭も機能しません。

20歳から基礎体温を測っていた!
排卵日はじん帯が緩みケガが多くなると聞いた澤さんは、基礎体温を測ることで排卵日を把握していたと言います。
また、将来的に子供が欲しいと思っていたので、毎月、生理がくることを確認していたのだそうです。
先のことを考えて早めに準備することの大切さについてお話されていました。

迷った時はやってみる!
何事にも不安はつきものだが、迷うということは「やりたい」ということという澤さん。
やらないで後悔するよりは、やって後悔したほうがいいと思い、チャレンジしてきたと話します。

その時選んだ道が自分のベスト。
失敗してもそれは必ず自分の糧になるので、なんでもチャレンジして欲しいです。

「毎日が夢へと続く特別な日」
目標を達成するには、壁がたくさんあります。努力をたくさんしなければなりません。
その分、達成感はすごく嬉しいものです。
夢に向かって全力でやって欲しいと思います。

憧れる女性像を教えてください!

会場からの質問で澤さんが憧れる女性について尋ねられると、「自分らしく輝いている人は素敵です。こうなりたいという夢に向かって頑張っている人はキラキラしています。そういう女性でありたいと思います」と答えていました。

自分を知ることが大事
「健康でなければ好きなことはできません。そのためには自分を知ることが大事です」と話す澤さん。
このシンポジウムの実行委員へメッセージを贈りました。

健康は自分の責任において実践するもの、健康を大事にしてください。
そのためには、正しい知識、認識を持つことが重要です。
身近な人が正しい知識を持てるよう、皆さんの活動を応援しています。

実行委員の高校生に感想を聞くと、「澤さんの一度決めたことはやりきりたいという言葉に、自分も色々なことにチャレンジし続けていきたいし、心と体を大切にして、年下の子や周りの人にアドバイスができるようなりたいと思いました」と話してくれました。

取材 RanRun学生スタッフ RURI(昭和女子大学)

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