サッカー留学の経験を活かし日本サッカーに貢献したい 坂井惟史

海外でプレーしてみたいと思ったことはありませんか?本気でやりたいという想いがあれば、夢を叶えることは可能です。選手、指導者の留学サポートなど、スポーツ関連事業に携わるInternational Sports Academy(ISA)の坂井惟史氏へのインタビュー後編は、スポーツ留学についてのアドバイスです。
選手や指導者の留学をサポート
現在坂井氏は、10年前に自身が留学した際にお世話になった会社(ISA London)の日本法人(ISA Tokyo)の立ち上げを一緒に行い、そこで働いている。
主に選手や指導者の留学のサポート、その他留学生の就活・転職サポート、小学生から社会人までのサッカー大会の支援などを行い、サッカーをメインに海外に関わる依頼を受けている。
女子サッカー選手・指導者の留学も受け入れています。
過去にも何人かの選手が留学に来られました。
また、グループ会社の前田学園には当時チェルシーレディースにいた永里 優季選手も遊びに来てくれました!
学生の皆さんにもイングランドのサッカーを体験して欲しいですね。
チーム遠征も組むことが可能だそうだ。
レベルに応じて現地チームとの試合をセッティングしますので、強化遠征や卒業旅行にイングランドに来て欲しいですね♪
経験者としてサッカー留学を薦めるポイント
海外に出ることで、サッカー選手・指導者としても一人の人間としても、まったく違う角度から自分を見つめ直すことができると坂井氏。
サッカーに対する考え方や練習への取り組み方は、十人十色。
サッカーだけでなく、文化や歴史、衣食住、マインドなどすべての事が違ってくる。
その中で生活することで、これまでの20年足らずの人生では経験することのなかった新たなできごとや出会いがたくさんあります。
そういうコト・モノ・ヒトとの繋がりが、将来に大きく影響してくると思います。
スポーツで海外留学するまでの流れ
インターネットで調べればたくさんの情報が出てくるが、ただ、調べているだけでは何も進まない。
先ずは、エージェント会社に問い合わせをしてみることだ。
それが最初の1歩になる。
しかし、情報も多くなり、エージェント会社も増えてきたため、提案内容やサポートの質に違いが出てきている。
正直、当たりハズレがあるみたいです。
大切なのは、ご自身の将来にまで一緒に寄り添ってくれているかということ。
そこを自分の目で見極めないといけないと思います。
手前味噌ですが、私はISAを通して留学できて心から良かったと思っています。
ISAに集まる人達との出会いにより、坂井氏は帰国後、現J3のチームを紹介してもらった。
そして現在も、夢であったサッカー事業に携わっている。
みなさんも良いエージェントに出会えることを願っています。
今後の目標、夢
ISAに来てくれた人達に、ISAにお願いしてよかったと思ってもらいたい。
坂井氏の大きな目標は、サッカー留学をした選手・指導者が自分たちの能力を日本サッカー界に還元し、日本のサッカーが強くなることだ。
なでしこの選手と会う機会も増え、女子サッカーの環境を改善していきたいと話す。
女子ワールドカップを全世代で優勝しているのは日本だけです。
その日本のなでしこリーグが世界最高峰のリーグである事をより確実なものにし、世界各国の代表選手がこぞってなでしこリーグに来る。
そして、なでしこリーグのすべてのチームがプロチームになる。
そんな未来を作りたいと思っています。
写真提供 坂井惟史