• 月. 5月 27th, 2024

【ダイヤモンドリーグ第2戦蘇州】女子やり投げの北口選手が五輪イヤー初戦で逆転V! 急遽出場の女子400m久保山選手8位奮闘

逆転Vの北口選手

先週のダイヤモンドリーグ(DL)開幕戦に続き、第2戦も中国で開催。今回の会場は蘇州。厦門大会以上に観客が入り、中国勢を後押しする独特の雰囲気に包まれる中で日本人選手が奮闘。

DL主催者からも注目選手として紹介され、期待が集まったのは女子やり投の北口榛花選手(JAL)。
昨年の世界選手権(ブダペスト)で初優勝を果たし、既にパリ五輪代表に内定している彼女に、世界女王として臨んだ五輪イヤーの自身初戦から、劇的なドラマが待っていました。
試合前の練習は「本当に状態が悪かった」といい、不安を抱えたまま迎えた本番。
1投目は55m97。その後も4投目までは本来の投げを披露できず、首をかしげる場面も。
DLで最終6投目に残るには、5投目を終えてトップ3位に入る必要があります。
北口選手は4投目を終えて7位に沈み、技術面のことを考えるよりも気持ちで投げることを優先。
「これが最後になっても後悔しないように」と思い切り良く腕を振ると、61m44をマークして2位に浮上。
「ファイナル3」でも小気味よい助走から渾身の一振りを見せて62m97。
逆転優勝が決まると、満面の笑みで跳びはね、トレードマークの天真らんまんさが戻りました。
本人は「試合運びは本当に最悪。作戦会議をしないといけない」と反省し切りでしたが、土壇場での勝負強さは今季も健在。
これまで外したことがなかったDLの表彰台も死守し、8月の大一番に向けても弾みをつける絶好のスタートとなりました。

北口榛花選手 コメント
女子やり投 1位 62m97

北口選手

試合運びは本当に最悪でした。
試合直前の練習の状態が本当に良くなかった。
とにかくやりが飛ばなくて、やりたいことを整理できないまま試合に臨みました。
最後は思い切りいこうと、気持ちだけで投げました。
技術のことは考えずに投げてしまったのは初戦としては反省点です。
もうちょっと気持ちに余裕を持ってできたら良かったです。
今日はふんわり投げても飛ばなさそうな雰囲気だったので、前に向かってきれいにやりを真っすぐ飛ばせるように意識していました。
(5投目は)やっぱり6投目を投げたいという気持ちで、これが最後になっても後悔しないように思い切って投げました。
気持ち良かったですが、周りにはまたかよ、みたいな感じに思われたかもしれません。
でもあのまま7位だったら、ダイヤモンドリーグのポイントが2点しかない。
ファイナルに行くことを考えると、初戦から点数を取っておいた方が楽なので良かったです。
今日試合をしたら、五輪までの絵が描けるのかなと思っていましたが、まだまだまっさらです。
自分の中でかみあっている感じがしないので、コーチとも話さないといけないし、これから整理して作戦会議をしないといけない。
いろんな人と話したり、見たりして今後のことを考えていきたいです。

400mに出場した久保山選手の走る画像

女子400mの久保山晴菜選手(今村病院)は前日の昼に出場が決まり、急きょ蘇州に向かった中で臨んだレース。
初の大舞台は雰囲気にも圧倒されたそうです。
トップからは大きく引き離され、54秒47の8位と悔しい結果となりましたが「今後この経験を次に生かすしかない。世界との差を少しずつ埋めていけるように強化していきたい」と前を向きました。

久保山晴菜選手(今村病院)コメント
女子400m 8位 54秒47

久保山選手

昨日のお昼に話をもらって、急きょ決まった出場でした。
巡り巡って来たチャンスで、しっかりどういう状況でも力を出し切りたかったですが、なかなか調子を上げることができませんでした。
せっかくのチャンスをものにできなかったので、率直に悔しいというのが一番です。
自分でも考えてもいなかったことでしたが、今後も何があるか分からないので、常にいつでも走れる準備をすることが選手としては必要だなと思いました。
(初のダイヤモンドリーグは)今まではライブで中継を見ていて、実際に生で見たこともない雰囲気と会場でした。
雰囲気に飲み込まれないようにと思って臨みました。
せっかくの機会をいただけたので、いい意味でも楽しみつつ、しっかり走ろうと思いましたが、初めての雰囲気には圧倒されてしまいました。
今回実際に走ってみて、スピードを体感できたのはすごく良かったですが、その分差をすごく感じました。
今後この経験を次に生かすしかない。
世界との差を少しずつ埋めていけるように強化していきたいです。

情報・画像提供 日本陸上連盟

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