あなたは朝起きて最初に何をしますか?
元サッカー日本代表の鈴木啓太氏が代表取締役を務めるAuB(オーブ)株式会社(東京都)は、理想的な腸内環境を追求し、腸内細菌の研究をベースに腸ケア商品を開発しています。
今回、これまでの研究成果を基に開発した、腸と口をケアする「ORAL GEL(オーラル・ジェル)を2025年1月22日より新発売、同日、プレス向けの商品説明会を開催しました。

最初に登壇した鈴木氏は、これまでの研究成果について話をしました。
日本の45種競技のトップランカークラスのアスリート1200人以上(検体数2600以上)の腸内データを分析、アスリートは一般人に比べ理想的な腸内環境であることから、「多様性の高い腸内環境」をつくるための科学的腸活メソッドを開発し、このメソッドに基づいた商品・サービスを展開しています。
腸内細菌を活性化させるために取り入れたい毎日の習慣として、
・深部体温を高める
・口腔ケア
・よく咀嚼する
を挙げ、腸と口腔ケアの関係に着目した商品開発への経緯を説明しました。

口腸相関
朝起きたら先ず水を飲む習慣の人は少なくないのではないでしょうか。
AuBの研究統括責任者である冨士川 凛太郎氏は、朝起きの最初にとる行動について話を始めました。
朝起きた時に口の中がネバネバした感じがするのは、寝ている間に口の中が歯周病菌や虫歯菌でいっぱいになるからです。
この口腔内細菌が体内に入りこむと腸内環境のバランスを崩す原因になるため、起床直後に水を飲む、食事をする人は注意が必要です。
実際、歯周病患者は腸内細菌の多様性が低いことがわかったといいます。
また、腸内環境の悪化(リーキーガット)により認知症の促進につながることもわかってきました。

朝起きたら、先ずは「歯磨き」!
寝ている間に口内に増えた菌を体に入れないために、朝イチの歯磨きを習慣づけましょう。
朝イチの歯磨きは腸にとっても大事な習慣 でも
歯磨き粉って刺激があるから・・・
歯磨きした後の朝食は味が変わって感じる・・・
と思っている人も

菌の専門家が生み出した理想的な歯磨きジェル
商品企画開発チームの荻原 修也氏の説明によると、殺菌剤やフッ素、研磨剤を含まない10種のフリー処方で、口腔内の良い菌を守りながら健やかな環境をサポートし、乳酸菌*1の力で長時間にわたり口腔内のネバつきを抑え、爽やかな状態をキープします。
*1湿潤剤

殺菌剤入りの洗口液の使用が、腸内細菌の多様性と栄養素の吸収を低下させたという研究レポートを示しました。
また、発泡剤として低発泡・低刺激のラウロイルグルタミン酸Naを採用。
ミントとユーカリのやさしい香りで、歯磨き後も味覚が変化しにくく、食事や飲み物をそのまま楽しむことができ、お子様にもお使いいただける、やさしい使い心地です。
実際に使用してみると、刺激が少なく歯磨き後のスース―する感じはないものの、口の中に歯磨き後の爽やかな感じは残っていました。
歯科医師とのトークセッションで深堀り
歯科医師の栗林研治先生(医療法人社団 栗林歯科医院理事長)を交えたトークセッションが行われ、口腸相関やブラッシングのポイントなどを深堀りしました。
歯を守るポイントは、虫歯予防、歯周病予防と口腔ケアです。
口の中は細菌が溜まりやすく、歯周病菌が腸に入ると腸内環境に問題が起きます。
そのため、歯のブラッシングを習慣化することが大切になります。

鈴木氏がブラッシングのポイントについて質問をしたところ、栗林先生は「自分の歯を見ることができる人はいません」と言い、歯科衛生士さんに指導を受けることと回答しました。
また鈴木氏の歯の画像を例に、スポーツ選手の歯の食いしばりによる影響に触れ、歯並びにできた溝やくぼみは菌が付きやすいため、フロスや歯間ブラシなども併用することを推奨しました。

栗林研治先生プロフィール
医療法人社団 栗林歯科医院理事長
1977年大分県国東市生まれ。
日本歯科大学生命歯学部卒業。
口腔外科出身の開業医にて6年間勤務。
勤務中に、ニューヨーク大学インプラント科にてインプラント治療・審美を学ぶ。2009年千葉県浦安市にて栗林歯科医院を開業。2011年にスウェーデン・スイスにて、むし歯や歯周病の予防医学を習得。2014年にはウィーン大学を通い留学し卒業。
顎関節症を含めた総合治療を実現し、1万人の治療と予防に携わっている。
2018年には、業界やコミュニティーに変化をもたらした世界一の人物に贈られる名誉あるアワードSMI World client of the yearのアワードをアメリカで受賞した。
