• 月. 6月 23rd, 2025

LCC(格安航空会社)として注目を集める「ZIPAIR(ジップエア)」が、世界で初めて「カーボンニュートラルな航空サービス」として国際認証を受けました。

BSI グループジャパン(英国規格協会)が、株式会社ZIPAIR Tokyo(以下、「ZIPAIR」)に対し、航空業界において世界初となる、*¹ISO 14068-1:2023(気候変動管理 -ネットゼロへの移行- パート1)に基づく「BSIカーボンニュートラルサービスKitemark™(BSIカイトマーク)」を認証しました。

*¹ ISO14068-12023=カーボンニュートラリティを達成・実証するための原則・要求事項を規定した国際規格。

カーボンニュートラル

飛行機は移動手段として便利ですが、たくさんの燃料を使って空を飛ぶため、たくさんのCO₂を出しています。
ZIPAIRは、そのCO₂の量をきちんと計算して、減らせる分は努力して削減。
どうしても減らせなかった分は、*²カーボンクレジットという方法で埋め合わせて、「実質ゼロ」=カーボンニュートラルを実現しました。
それを国際的なルール(ISO 14068-1)に沿って、BSIグループジャパンから正式に認証されたのです。

*²カーボンクレジット=他の場所でのCO₂削減プロジェクトにお金を出して、間接的に地球全体のCO₂排出を減らす仕組み。

BSIカイトマーク

今回ZIPAIRが取得したのは、国際規格「ISO 14068-1:2023」にもとづく「BSIカーボンニュートラルサービスKitemark™」という認証です。
イギリスのBSI(英国規格協会)が、厳しいチェックをした上で認定する本物の“エコ証明”です!

グリーンウォッシュ(環境配慮をうたうだけの表面的なアピール)ではなく、ちゃんとした第三者が評価しているところがすごいところです。

地球にやさしい旅行

ZIPAIRが飛んでいるすべての国際線の旅客サービスが対象。
成田からソウル、マニラ、バンコク、シンガポール、ホノルル、ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンノゼ、ヒューストン、バンクーバーへの各路線など、女子旅でも人気のエリアが多いです。
海外旅行の航空会社選びに、「地球へのやさしさ」で選んでみるのもいいですね。

ZIPAIR

日本航空株式会社の100%出資によって設立された、日本初の中長距離国際線 LCC(格安航空会社)です。成田からソウル、マニラ、バンコク、シンガポール、ホノルル、ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンノゼ、ヒューストン、バンクーバーへの各路線を運航しており、これまでのフルサービスキャリアでも、ローコストキャリアでもない、新しい基準を作る、「NEW BASIC AIRLINE」として、フライトの体感時間を短くするエアラインを目指しています。
URL:https://www.zipairtokyo.com/ja/


BSIグループジャパン

BSI(British Standards Institution:英国規格協会)は、ビジネス改善と標準化を推進する機関です。
設立から120年以上にわたり、組織や社会にポジティブな影響をもたらし、信頼を築き、人々の暮らしを向上させてきました。
BSIグループジャパンは、1999年に設立されたBSIの日本法人です。
情報セキュリティをはじめとする各種マネジメントシステムの認証、医療機器の認証、製品試験・製品認証、および研修サービスの提供を主業務としています。
また、規格開発のサポートを含め規格に関する幅広いサービスを提供しています。
URL: https://www.bsigroup.com/ja-JP/

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